【コマツの就職難易度は？】企業研究からES・面接対策まで徹底解説！！

2025年10月22日2025年11月16日

本記事では、コマツの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、コマツから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

また、コマツのような大手メーカーで難易度が同じぐらいの企業からオファーがくる、Offer Boxを利用してみましょう。

企業概要

今回は、建設機業界のリーディングカンパニーである「コマツ」について解説していきます。

コマツは、総合建設機メーカーです。
　
総合建設機メーカーで世界2位のシェアを誇っており、海外事業への注力に関しても競合他社より先に取り組んでいます。

中国、インドネシアなどのアジア圏に強く、海外売上比率は8割を超えています。

そんなコマツの基本情報は以下のようになっています。

経営理念

経営の基本
コマツの経営の基本は、「品質と信頼性」を追求し、企業価値を最大化することです。この「企業価値」とは、私たちを取り巻く社会とすべてのステークホルダーからの信頼度の総和であると考えています。

引用：コマツHP 私たちのアイデンティティー

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

ステークホルダーからの信頼を企業価値と捉えているコマツでは、品質にこだわることから生じる信頼を大切にしているということです。

将来性

コマツは、2019年度の中期経営計画で建設機械のデジタルトランスフォーメーションはもちろん、施工オペレーションなどのデジタルトランスフォーメーションを実現することによって工事全体のデジタルトランスフォーメーションを目指していると述べていました。

2017年にはアメリカ鉱山機械大手ジョイ社を買収し、無人自律走行の鉱山大型ダンプを同業他社に先行して取り入れています。

他にもGPSを利用した車両情報システム、建設現場の3次元データやドローンなどを活用したスマートコンストラクション事業を強みとしています。

また2021年にはNTTドコモとDXの新会社を設立しています。

様々な新技術の導入をいち早くおこなっていることで、世界でも有数の企業として数えられています。

歴史のある企業でありながらも、過去の栄光にただ縋っているだけでなく、どんどんと新技術を導入することによって海外での売上も伸ばしているコマツは将来も安泰でしょう。

求めている人物像

コマツの事業や現場に関心がある人

論理的思考力のある人

主体的に挑戦できる人

チームワークを重視できる人

引用：就職四季報2024版

『目標に向かって、自ら考え、周りと協力しながら挑戦できる』人材が求められているようです。

また、コマツの事業や理念について魅力を感じており、その魅力や実際に自分がコマツに入社した時にどんなことをしたいのか、話せるといいでしょう。

就職難易度（採用・選考状況）

ここまでコマツの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、コマツの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

25年４月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

<文系>
大阪大学、神戸大学、東京外国語大学、横浜国立大学、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、中央大学、法政大学、青山学院大学、同志社大学、立命館大学、関西大学、他

<理系>
東京大学、東京科学大学、北海道大学、東北大学、筑波大学、名古屋大学、名古屋工業大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、早稲田大学、都立大学、東京農工大学、東京理科大学、横浜国立大学、芝浦工業大学、茨城大学、岩手大学、金沢大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、三重大学、同志社大学、関西大学、大阪公立大学、岡山大学、京都工芸繊維大学、広島大学、信州大学、静岡大学、明治大学、立命館大学、中央大学、法政大学、長岡技術科学大学、鳥取大学、徳島大学、兵庫県立大学、アルバータ大学、他

参考：就職四季報2026/2027年版

採用人数

男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

配属勤務地

24年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

【総合職】
東京、石川、大阪、茨城、神奈川、栃木、福島、富山、他
【技術職】
東京、石川、大阪、茨城、神奈川、栃木、福島、富山、他

参考：就職四季報2026/2027年版

配属部署

24年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

【総合職】
海外営業、国内営業、生産管理、調達、人事総務、経理財務、法務
【技術職】
研究開発、生産技術、情報システム、調達、サービスエンジニア

参考： 就職四季報2026/2027年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

〇 25年度の採用人数(見込)：179名

〇推定ES提出者数：1965名

コマツの採用倍率は約11.0倍と算出できます。

これは、就活サイトにおけるプレエントリー人数の推移データと、全国求人情報協会のデータをもとに、独自に推定したES提出者数を参考に算出した数値です。

実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

コマツの新卒採用の選考フロー

エントリーシート
　↓

筆記テスト
　↓

複数回面接（対面またはオンライン）
　↓

内々定

引用：就職四季報2024版

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

筆記試験の形式はSPIで、内容は言語・計数・性格です。
SPIは、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。

また、「面接対策をしたい！」「ESのクオリティをあげたい！」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。

また、「大手企業からの逆オファー」や「１週間での早期内定」など様々なメリットもあります。

以下の記事では、おすすめの就活エージェントについて、特徴とおすすめ点をまとめています。

こちらの記事を参考にして自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまでコマツの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、コマツから内定を得るためにすべき３つの対策事項を紹介します。

コマツでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは？」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜ建設機メーカーなのか」「なぜコマツなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜコマツを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がコマツで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

世界を舞台にして働く意欲

企業概要でも述べたように、コマツは海外展開を積極的におこなっています。結果として、海外売上比が8割を超え、建設機メーカー世界2位のポジションを獲得しています。

今後も国内だけでなく、世界的に活躍する企業を目指しているコマツでは海外転勤という可能性があります。

世界でも活躍できる人材であること、そして国外でも働きたいという熱意をしっかりとESや面接で論理的に伝えられるようにしておきましょう。

過去に留学の経験など海外での経験がなくても、海外で働きたいという想いをうまく伝えることができれば大丈夫です。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いコマツで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、コマツの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

コマツでは、「コマツの事業、現場に関心のある人」「論理的思考力のある人」「諦めずにやり抜く人」「主体的に挑戦できる人」「チームワークを尊重できる人」が求められています。

コマツの事業や現場に関心があることは大前提です。

論理的思考力はESの文章構成や、面接での応対によって見抜かれます。

しっかりとESの添削や面接対策を事前におこないましょう。
ESの添削は当サイトが運営しているTwitterでも不定期に募集していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

後半の3点は、面接やESなどで「学生時代に頑張ったこと」を伝える時にアピールしましょう。

3点全ての能力が備わっている人なんてほんの一握りです。
そのため全てにマッチする必要はありません。

この中のどれかにどれだけマッチしているかを過去のエピソードと共に伝えましょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単４ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

コマツの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和6年度(2024年4月1日～2025年3月31日)の平均年収は859万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

コマツの初任給

令和7年(2025年)における東京電力の初任給は以下のとおりです。

・4年生大学卒：月給27万6,600円
・修士卒：月給28万6,600円

令和5年賃金構造基本統計調査によると、新規学卒者の平均初任給は「大卒：23万7300円、大学院卒：27万6000円」となっています。

そのため、コマツの初任給は平均より高いといえます。

コマツの評価

実際にコマツで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

コマツは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました！

今回は、コマツの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい！」「オンライン選考の練習をしたい！」といった方には、JOBTVがオススメです。

スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。

以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。