【株式会社クボタ(Kubota)の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

本記事では、クボタの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、クボタから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、クボタのような大手メーカーで難易度が同じぐらいの企業からオファーがくる、Offer Boxを利用してみましょう。
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企業概要
今回は、機械製造のリーディングカンパニーである「株式会社クボタ(以下 クボタ)」について解説していきます。
クボタは、産業機械、建築材料、鉄管などを製造している企業です。
農業機械や建設機械などの産業機械を中心に建築材料や産業用ディーゼルエンジンなどを扱っている企業です。農業機械の国内シェアはトップを誇っています。
また世界百数十カ国に展開しており、2020年には創業130周年を迎える日本が誇る大企業です。
そんなクボタの基本情報は以下のようになっています。
| 社名 | 株式会社クボタ |
| 本社所在地 | 大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 |
| 創業 | 1890年 |
| 代表取締役会長 | 北尾 裕一 |
| 事業内容 | ・農業機械、産業機械などの機械製造部門 ・水環境インフラ部門 |
| 資本金 | 841億円 |
| 従業員数 | 11,356名 |
経営理念
スピリッツ(私たちの精神・姿勢)
一、総合力を生かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
一、会社の繁栄と従業員の幸福を希って 今日を築き明日を拓こう
一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう
株式会社クボタHP 企業理念
上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。
「失敗を恐れるな」という信念のもと水道管の国産化や農業の機械化を実現したクボタは、優れた技術力を社会、国、ひいては全世界の発展のために生み出してきました。
そのため、新たな技術やモノを創り出す勇気を持って、全世界を相手にしていこうということです。
様々な国々に展開しているクボタは、世界の発展を望み、勇気を持って恐れずに創意工夫が行える人に向いているかもしれません。
将来性
まず、クボタの売上を構成する幅広い製品・ソリューションには、農業・水環境・エンジン・建設機械・精密機械・素形材など多く存在します。
これらの製品・ソリューションは、食料・水・環境などの人々の生活に必要不可欠なものたちに密接に関わっています。
農業機械はアジアシェアトップを誇り、アジアにとどまらず世界各国にも展開し、近年危惧され続けている食料問題を解決に貢献しています。
現場のニーズに寄り添った製品開発によって、世界で愛されるメーカーとなっております。現場のニーズに応えているだけでなく、生産性向上を実現できる高い技術力も持ち合わせています。
水環境では、日本で培った高い水インフラ技術を世界に広めることで欧米・アジア・中東などの様々な国々を支えています。
また、水インフラではいち早くIoT技術を取り入れ、上水から下水までをカバーする総合水環境インフラ企業として有名です。
環境部門では、これも近年騒がれている脱炭素化や環境保護に配慮したエンジン開発をおこなっています。環境にも配慮したエンジンを開発することによって、世界の産業発展と環境保全の両立を目指しています。
これらの事業の総売り上げは、1兆8,532億円です。このうち68%は海外での売上となっています。
国外での売上も安定しており、産業機械の生産だけでなく、生活に欠かせない環境インフラ事業もおこなっているクボタは将来も安泰でしょう。
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求めている人物像
1、自らの成長を求めてチャレンジし続ける人財
2、誠実さと粘り強さを兼ね備えた人財
3、多様性を受け入れチームワークを尊重する人財
引用:株式会社クボタ 採用HP 求める人財像
食料・水・環境分野で世界に貢献することをミッションに掲げているクボタでは、恐れずにチャレンジをし自分の成長を求め続ける人物を求めています。
しかし、自らの成長を追い求めるだけでなく、粘り強く誠実でチームワークを尊重するということも必要不可欠です。
過去に何かに粘り強くチャレンジしたことのある方やチームワークを発揮した経験のある方は積極的にアピールしましょう。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまでクボタの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、クボタの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
25年4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
【大学院】
<文系>
慶應義塾大学、関西大学、兵庫県立大学
<理系>
神戸大学、大阪公立大学、大坂大学、京都大学、東北大学、岡山大学、同志社大学、九州大学、広島大学、立命館大学、九州工業大学、北海道大学、日本大学、兵庫県立大学、東京農工大学、筑波大学、金沢大学、茨城大学、徳島大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学、千葉大学、名古屋大学、横浜国立大学、熊本大学、埼玉大学、京都工芸繊維大学、三重大学、和歌山大学【大学】
参考:就職四季報2026/2027年版
<文系>
同志社大学、大坂大学、早稲田大学、神戸大学、関西大学、上智大学、立命館大学、関西学院大学、東京外国語大学、慶應義塾大学、明治大学、中央大学、立教大学、京都大学、一橋大学、他
<理系>
同志社大学、東京農工大学、立命館大学、近畿大学、東京大学、東北大学、奈良女子大学、会津大学、上智大学、明治大学、関西大学、大阪工業大学、他
採用人数
男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 大卒(男性) | 大卒(女性) | 院卒(男性) | 院卒(女性) |
| 23年 | 74名(文50・理24) | 50名(文32・理18) | 184名(文3・理181) | 20名(文5・理15) |
| 24年 | 43名(文36・理7) | 40名(文32・理8) | 219名(文6・理213) | 36名(文5・理31) |
| 25年 | 51名(文36・理15) | 37名(文32・理5) | 175名(文1・理174) | 25名(文3・理22) |
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配属勤務地
24年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
【総合職】
参考:就職四季報2026/2027年版
大阪、兵庫、東京、茨城、栃木、千葉、他
【技術職】
大阪、兵庫、東京、茨城、栃木、千葉、他
配属部署
24年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
【総合職】
参考: 就職四季報2026/2027年版
海外営業、国内営業、経営管理・財務管理、生産管理、人事労務、広報、他
【技術職】
研究、製品開発・設計、生産技術・製造、DX推進・IT企画、調達、品質保証、技術サービス、プラントエンジニア、他
採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
また理系の院卒を非常に多く取っているので、本気で入りたいと思う就活生は理系の大学院まで進むと大きなアドバンテージとなるでしょう。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇 25年度の採用人数:288名
〇推定ES提出者数:5170名
クボタの採用倍率は約18.0倍と算出できます。
これは、就活サイトにおけるプレエントリー人数の推移データと、全国求人情報協会のデータをもとに、独自に推定したES提出者数を参考に算出した数値です。
実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
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クボタの新卒採用の選考フロー
エントリーシート
引用:就職四季報2024版
↓
書類選考(WEBテスト・性格診断)
↓
面接(2回)
↓
内々定
選考フローは職種で少し異なるようです。また、学校推薦がある場合は大きく異なります。
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストの形式はSPIで、内容は言語・計数・性格です。
SPIは、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
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内定獲得のための必須対策
ここまでクボタの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、クボタから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
リクルーター面談を有効活用する
クボタでは面接の前にリクルーター面談が行われることがあります。
面談での中心的な内容は、就活生からの逆質問になります。
ほとんどリクルーターからの質問はないとみてもいいと思います。
逆質問の時間が大半を占めるということは、逆質問の内容が非常に重要になってきます。
逆質問の内容が調べればわかるような物であれば、「志望度が低いのかな?」と思われてしまい最悪の印象を与えてしまいます。
また、自分の意見の入っていない逆質問では、「朝、『逆質問 例』で調べてきたのかな?」などと印象を悪くしてしまいます。
そのため、リクルーター面談のお知らせが来た方は入念に練ってから望みましょう。
この時、事前におこなっていたOB訪問で伺った内容に関連づけて質問できると好印象です。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜクボタを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がクボタで働くイメージを持つことができ、「志望度の高さを示すことができる逆質問」を作成することができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
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クボタだけでなく、同業他社、業界全体の研究を行う
クボタのことだけを調べても、クボタの強みや弱みは見えてきません。
そのため、同業他社、業界全体の研究を行うことが必要不可欠となってきます。
どんなところが同業他社と違うのか、どんなところをもっと伸ばす事ができると思うのかなど、様々な企業を研究していく上で見えてくると思います。
これらの意見をリクルーター面談や、面接の時にさりげなく挟むことで、クボタへの志望度合いの高さを示すことができます。
この事前にできる準備を怠っていると、上記にあるリクルーター面談などで時間が余ってしまいます。
しっかりと行い、事前研究で得た知識を活用して、逆質問することが内定への大きな鍵となってきます。
業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。
気になる方はぜひ読んでみてください。
チームワークとチャレンジ精神
人気企業で、受ける人の多いクボタで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、クボタの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
クボタでは、チャレンジ精神とチームワークのある人材が求められています。
過去に自分で考え何かにチャレンジした経験や、チームワークを発揮した経験を書きましょう。
これらの経験の成功、失敗は問いません。これらの経験があるかどうかが大切です。
アルバイト先でもサークルどこでも構いません。
自分で考え何かにチャレンジし、どのような結果になり、そこから何を学んだかをESに書きましょう。
この時、なんで成功(失敗)したかを分析できてるとなお良しです。
また、粘り強さをアピールできる経験があると良いでしょう。
チームワークを活かすことができた経験はない人もいるかもしれません。
しかし人は一人では生きていけないものです。
研究室などで複数人で協力しておこなったことを捻り出して、多様性を受け入れ、協調性があることをアピールしましょう。
これらのことをESに書いたら、必ず面接でも深掘りされます。
そのため、事前にどのような角度から質問が来ても論理的に受け答えができるようにしておきましょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
クボタの年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和6年度の平均年収は825万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
| 令和6年度 | 825万円 |
| 令和5年度 | 799万円 |
| 令和4年度 | 811万円 |
クボタの初任給
令和7年(2025年)におけるクボタの初任給は以下のとおりです。
・4年生大学卒:月給27万4,000円
・修士卒:月給29万7,000円
・博士卒:月給32万9,000円
令和5年賃金構造基本統計調査によると、新規学卒者の平均初任給は「大卒:23万7300円、大学院卒:27万6000円」となっています。
そのため、クボタの初任給は平均よりも高いといえます。
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クボタの評価
実際にクボタで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
クボタは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、クボタの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。






















