【INPEX（旧：国際石油開発帝石）の就職難易度は？】企業研究からES・面接対策まで徹底解説！！
本記事では、INPEXの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、INPEXから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
また、INPEXのようなエネルギー業界で難易度が同じぐらいの企業からオファーがくる、Offer Boxを利用してみましょう。
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企業概要
今回は、資源開発の大手企業である「株式会社INPEX(以下 INPEX)」について解説していきます。
INPEXは、原油を探すところから、掘り起こし、生産し、輸送するところまでを一貫して行う企業です。
原油の埋蔵量と生産量ともに国内No.1を誇っている大企業であり、その規模の大きさから総合商社や石油開発会社、ときには国の行政機関と共にプロジェクトを進めます。
海外展開にも積極的で、現在、日本のほか、アジア、オセアニア、中東、アフリカ、アメリカなど、世界20数カ国で約70のプロジェクトを進めており、バランスの取れたポートフォリオを形成しています。
そんなINPEXの基本情報は以下のようになっています。
| 社名 | 株式会社INPEX |
| 本社所在地 | 東京都港区赤坂五丁目3番1号 赤坂Bizタワー |
| 設立 | 2006（平成18）年4月3日 |
| 代表取締役社長 | 上田 隆之 |
| 事業内容 | 石油・天然ガス、その他の鉱物資源の調査、探鉱、開発、生産、販売及び同事業に付帯関連する事業、それらを行う企業に対する投融資 |
| 資本金 | 2,908億983万5,000円 |
就活ジョブジョブではINPEXが属するエネルギー業界の記事もご用意しております。
業界全体のビジネスモデルや将来性を確認することで、IMPEX自体の競合比較での優位性なども確認できるため、就活において業界研究は重要です。
ぜひご一読ください。
https://www.shukatsujobjob.com/?p=1840経営理念
私たちは、エネルギーの開発・生産・供給を、持続可能な形で実現することを通じて、より豊かな社会づくりに貢献します。
引用：経営理念・サステナビリティ憲章 | INPEX
上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。
社会に不可欠なエネルギーを安定的かつ効率的に供給することを通じて、社会的責任を果たし信頼される企業であり続けること。
そして、気候変動やコロナなどの新たな脅威にも対応していくために、エネルギー構造の変革に積極的に取り組むことで、より良い社会の実現を目指すということです。
将来性
エネルギー業界では、コロナウィルスや気候変動に伴う大規模自然災害の発生など、社会の持続可能性にかかわる環境変化がより深刻な問題となっている現代に対応していくことが喫緊の課題となっています。
加えて資源の乏しい日本では、エネルギーの安定供給も大きな課題として挙げられます。
そんな時代に対応していくために、INPEXは2040年に向けて3つの事業目標を設定し、持続的な企業価値の向上を図ると宣言しています。
1つ目は、「石油・天然ガス上流事業の持続的成長」です。
『探鉱、開発・生産、資産買収・M＆A、コアエリアの拡大と充実、オペレータープロジェクト』の５つの施策を通じて、『バランスの取れたポートフォリオの構築、LNGプロジェクトの安定的・効率的な開発・操業の実現、次の成長プロジェクトの創出』の獲得を目指しています。
このような事業目標を達成することで、INPEXの事業ポートフォリオが量・質の両面で大きく成長し、生産量・埋蔵量・収益力・技術力などにおいて国際大手石油会社のトップ10になれると考えています。
２つ目は、「グローバルガスバリューチェーンの構築」です。
INPEXの国内におけるガスの供給は、既存インフラの活用による安定供給が行われており、国内ガス年間供給量を30億㎥超に拡大しています。
前述した通り、海外展開も積極的に行っており、 世界20数カ国で約70のプロジェクトを進めているINPEXですが、コアエリアであるインドネシアをはじめとするアジアの成長市場においては特に積極的な事業拡大を行うとしています。
天然ガスを供給すると共に、新たなガス需要の開拓、更には、輸送能力・需給調整能力を含むグローバルなトレーディング機能を維持・強化にも取り組むとしています。
このような事業目標を達成することで、INPEXは国内だけでなく、アジア・オセアニアにおけるガス開発・供給の主要プレイヤーになれると考えています。
3つ目は、「再生可能エネルギーの取り組みの強化」です。
社会の持続性に関わる環境変化に対応し、長期的な再生可能エネルギー需要の増加に応えるため、再生可能エネルギー事業への参入を加速するとしています。
石油・天然ガスなどのINPEXの主要事業とのシナジーがある地熱発電事業に加え、風力発電事業などの再生可能エネルギーへの参入拡大を図り、長期的にINPEXの事業ポートフォリオの1割を再生可能エネルギー事業とすることを目指しています。
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求めている人物像
今、エネルギー業界を取り巻く環境は、気候変動への対応や低炭素社会への移行など、大きく変化しています。このような中、当社は社会や産業に不可欠なエネルギーを安定的かつ効率的に供給するというミッションを果たすため、チャレンジを続けています。
採用チームでは、エネルギー事業の変革期だからこそ、エネルギー事業の将来、醍醐味、スケールの大きさや社員の熱い想いを皆さんにお伝えして、「一人でも多くの方にINPEXのミッションやビジョンに共感してもらいたい」という思いを込めて、採用活動を行っています。
引用：採用チームの紹介｜採用情報｜株式会社INPEX
社会の持続可能性にかかわる環境変化 に対応していくために、さまざまな関係者と共に大きな仕事を行うINPEXでは、『 多様な価値観を持つひと達と力を合わせて、課題解決のために自ら考え挑戦しつづける』人材が求められているようです。
課題解決のために自らしっかり考え、周囲の人々と協力しながら挑戦をしてきた経験が活きてきそうです。
就職難易度（採用・選考状況）
ここまでINPEXの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、INPEXの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
25年４月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
<文系>
東京大学、一橋大学、慶應義塾大学、秋田大学、早稲田大学、東京外国語大学、上智大学、大阪大学、京都大学、青山学院大学、中央大学、立教大学<理系>
参考：就職四季報2026/2027年版
東京大学、九州大学、早稲田大学、東京科学大学、東北大学、横浜国立大学、京都大学、慶應義塾大学、秋田大学、神戸大学、大阪大学、東京海洋大学
採用人数
男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 大卒(男性) | 大卒(女性) | 院卒(男性) | 院卒(女性) |
| 23年 | 8名(文8・理0) | 5名(文4・理1) | 14名(文0・理14) | 12名(文0・理2) |
| 24年 | 6名(文6・理0) | 8名(文7・理1) | 20名(文1・理19) | 4名(文2・理2) |
| 25年 | 10名(文9・理1) | 15名(文14・理1) | 17名(文0・理17) | 9名(文2・理7) |
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採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇 25年度の採用人数(見込)：51名
〇推定ES提出者数：692名
INPEXの採用倍率は約13.6倍と算出できます。
これは、就活サイトにおけるプレエントリー人数の推移データと、全国求人情報協会のデータをもとに、独自に推定したES提出者数を参考に算出した数値です。
実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。
INPEXの新卒採用の選考フロー
エントリーシート
↓WEBテスト
↓1次面接
↓2次面接
↓最終面接
↓
内々定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストの形式はSPIで、内容は言語・非言語・英語・性格です。
一般的なSPIの対策をしておけば問題はありませんが、SPIを採用している多くの企業にはない英語のテストもあることには注意しましょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
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内定獲得のための必須対策
ここまでINPEXの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、INPEXから内定を得るためにすべき３つの対策事項を紹介します。
INPEXでなければダメだという明確な志望理由を示そう
他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは？」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜエネルギー業界なのか」「なぜINPEXなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜINPEXを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がINPEXで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
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基本的な面接対策を行う
INPEXの面接では、志望動機や自己PR、長所や短所といった基本的な質問を聞かれることが多いです。
また、学生時代に力を入れたことは、深堀りされることもあるため、何に取り組んだかだけではなく、その時どのように考えていたのか、今後どうしていきたいと思っていたのかなど、具体的な回答内容を考えておきましょう。
入社後に関する質問では、INPEXで実現したいことも聞かれやすいため、就職してからのビジョンは明確に考えておきましょう。
このような質問に答えるためには、自分自身のことをしっかり理解し、ズレのない一貫した価値観を把握する必要があります。
面接の対策だけではなく、魅力的なESを書くうえでも自己分析は必要になってくるものなので、しっかり行いましょう。
また、基本的な質問が多いため面接に必要なマナーや、話し方など面接の基本対策もしっかりと身につけておくといいと思います。
求められる人材とマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多いINPEXで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
自己分析を行い自分の強みを明確にし、INPEXの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
INPEXでは、『 多様な価値観を持つひと達と力を合わせて、課題解決のために自ら考え挑戦しつづける』人材が求められています。
課題解決のために自らしっかり考え、周囲の人々と協力しながら挑戦をしてきた経験を書くと良いでしょう。
就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。
簡単４ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。
その他の気になる情報
INPEXの年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和6年度の平均年収は1,168万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
| 令和6年度 | 1,168万円 |
| 令和5年度 | 1,118万円 |
| 令和4年度 | 969万円 |
INPEXの初任給
令和7年(2025年)におけるINPEXの初任給は以下のとおりです。
・4年生大学卒：月給32万1,000円
・修士卒：月給33万6,000円
・博士卒：月給42万5,200円
令和5年賃金構造基本統計調査によると、新規学卒者の平均初任給は「大卒：23万7300円、大学院卒：27万6000円」となっています。
そのため、INPEXの初任給は平均よりも高いといえます。
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INPEXの評価
実際にINPEXで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
INPEXは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また若手から裁量を持って働けることから、やりがいのある仕事ができる環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
今回は、INPEXの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい！」「オンライン選考の練習をしたい！」といった方には、JOBTVがオススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。
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