【ニトリグループの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年1月20日

本記事では、ニトリの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、ニトリから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、国内家具小売最大手である「ニトリホールディングス(以下 ニトリ)」について解説していきます。

ニトリは、家具の小売企業です。 
34期連続増収増益の勢いに乗れ続けている企業です。

「トータルコーディネート」で有名なニトリは、企画・製造・物流・販売の全てを自社内で完結させるビジネスモデルをとっております。

自社内で全てを完結させるために低価格高品質の製品を提供しており、そこを強みとしています。

そんなニトリの基本情報は以下のようになっています。

社名株式会社ニトリホールディングス
住所 【東京本部】
〒115-0043
東京都北区神谷三丁目6番20号

【札幌本社】
〒001-0907
札幌市北区新琴似七条一丁目2番39号
設立 1972年(昭和47年)3月
代表取締役会長
代表取締役社長
似鳥 昭雄
白井 俊之
事業内容  ・グループ会社の経営管理、並びにそれに付帯する業務
資本金 13,370百万円
従業員数18,400人
ニトリホールディングスHP 会社概要

経営理念

住まいの豊かさを世界の人々に提供する。

引用:ニトリホールディングスHP 企業理念

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」という考え方を従業員一人ひとりが持ちながら働くことによって、世界全体にも「住まいの豊かさ」というものを広げていきたいということです。

将来性

冒頭にも書きましたが、ニトリは34期連続増収増益というとんでもないことを成し遂げています。

この背景には、企画・製造・物流・販売を全て自社内で完結させるSPAというビジネスモデルをとっていることにあります。

このビジネスモデルをとることによって、外部依頼をすることがなく、非常にコストを抑えられ、低価格かつ高品質なプロダクトを提供することができます。

低価格化つ高品質なプロダクトを提供できているだけでなく、「トータルコーディネイト」の概念を取り入れ、家具を全てニトリで揃えてもらうことによって売上を伸ばしています。

また、2003年度から始まっている第2期30年ビジョンによると、世界3000店舗、売上高3兆円を目指しています。

2017年度時点では、500店舗、売上高5,500億円を達成しています。
また、2022年度は1,000店舗、売上高1兆円を達成する勢いです。

34期連続増収増益を続けているニトリが、今後も世界にも展開し続け第2期30年ビジョンを達成することができれば、将来も安泰でしょう。

求めている人物像

私たちは、高い志を持ち、日々挑戦し続ける人と一緒に働きたい。

4C主義

・Change(変化)

・Challenge(挑戦)

・Competition(競争)

・Communication(対話)

引用:ニトリホールディングス採用HP

4C主義をそれぞれ大切にしながら、現状に満足することなく日々挑戦しながら働くことのできる人を求めています。

変化を好み、新たなことに恐れず挑戦できる人に向いているかもしれません。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでニトリの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、ニトリの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学(院)

23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の横の数字は採用人数)

【文系】
(院)北大3、東大2、名大2、阪大2、早大2、東北大1、神戸大1、九大1、順天堂大1、リーズペケット大1
(大)早大32、同大24、関大22、立命館大22、法政大18、北大17、慶大16、関西学大15、立教大15、青学大14、中大13、阪大12、明大12、近大9、小樽商大8、神戸大7、日大7、北海学園大7、京大6、明学大6、学習院大5、関西外大5、新潟大5、成蹊大5、東北大5、東洋大5、上智大4、専大4、南山大4、北海道教育大4、立命館APU4、九大3、弘前大3、滋賀大3、名大3、大阪公大3、東北学大3、金沢大2、信州大2、津田塾大2、東京外大2、和歌山大2、他

【理系】
(院)北大10、東北大4、九大4、東大2、京大2、名大2、早大2、立命館大2、信州大2、会津大2、阪大1、広島大1、慶大1、筑波大1、宮崎大1、金沢工大1、高知工科大1、室蘭工大1、芝工大、大阪工大1
(大)法政大3、東京農業大3、早大2、慶大2、立命館大2、東北大2、九大2、弘前大2、新潟大2、滋賀大2、大阪公大2、北大1、名大1、関西学大1、青学大1、近大1、学習院大1、東理大1、京産大1 他

参考:就職四季報2024年版

採用人数

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年347名258名27名13名
21年271名248名19名12名
22年293名240名10名9名
23年337名280名43名17名
参考:就職四季報2024年版

年度文系理系
20年547名98名
21年461名89名
22年466名86名
23年582名95名
参考:就職四季報2024年版

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
(地名の横の数字は人数)

東京54、大阪43、神奈川40、愛知35、兵庫29、埼玉27、北海道27、千葉25、福岡19、静岡15 他

参考:就職四季報2024年版

配属部署

21年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
(部署名の横の数字は人数)

ニトリ(店舗運、営部)412、ホームロジスティクス(物流・配送センター)24、島忠(販売)16

参考: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

ニトリの新卒採用の選考フロー

エントリーシート
 ↓

筆記テスト(玉手箱・OPQ・基礎能力検査)
 ↓

面接複数回(対面またはオンライン)
 ↓

内々定

就職四季報2024版

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

玉手箱は、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。

OPQは、性格診断のみを行う適性検査になります。
こちらについては特に対策は必要ないでしょう。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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内定獲得のための必須対策

ここまでニトリの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、ニトリから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

早期選考のためにインターン参加

毎年多くの方が入社するニトリでは、インターンに参加した就活生の中から優秀な人を囲うために早期選考ルートを案内していると言われています。

この早期選考に乗ると、書類選考の免除などの待遇を受けることができ、リクルーターもつくと言われています。

リクルーターは若手社員が担当しており、面接対策を一緒に練ってくれるため、選考を有利に進めることができるでしょう。

年に数回行われるインターンでは、様々な部署ごとに違う内容のインターンを行っており、働きたいと思っている部署の雰囲気を知ることができます。

また、なんといっても部署によってはインターンのエントリーにESやWEBテストのフローがないのですぐに申し込めるところも魅力的です。

ぜひ日程を確認してインターンに参加しましょう!

ニトリでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜ家具なのか」「なぜニトリなのか」「興味のある部署はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜニトリを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がニトリで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いニトリで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にしニトリの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

ニトリでは、4C主義『Change,Challenge,Competition,Communication』を大切にする人材が求められています

変化を恐れないこと、何かに挑戦・競争した経験、コミュニケーション能力が高いことなどをアピールできる具体的なエピソードを用意しましょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

ニトリの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和4年の平均年収は787万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和4年787万円
令和3年836万円
令和2年868万円
令和元年851万円
平成30年855万円

国内外で多くの店舗を持ち、高い売上を挙げているニトリは、小売業界の中では高い平均年収となっております。

ニトリの初任給

ニトリの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給25万5000円
大学院修士課程卒/ 月給26万5000円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、ニトリの初任給は平均より高めといえます。

ニトリの評価

実際にニトリで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

ニトリは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、ニトリの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

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以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。