【日本製鉄の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2023年1月25日

本記事では、日本製鉄の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや将来性についてもまとめており、から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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日本製鉄の企業概要

鉄鋼メーカーにおいて国内首位を誇る日本製鉄について紹介していきたいと思います。

官営八幡製鉄所の流れをくむ、旧新日本鉄鐵と旧住友金属工業が2012年に合併してできた、鉄鋼メーカーです。

そんな日本製鉄の企業概要は以下のとおりです。

社名日本製鉄株式会社
本社所在地 東京都 千代田区 丸の内 2-6-1
創立2012年
代表取締役社長橋本 英二
事業内容  製鉄、エンジニアリング、ケミカル・マテリアル、システムソリューションの各事業
資本金 4,195億円
従業員数106,226名(2021年3月31日現在)
日本製鉄 企業情報

日本製鉄の企業理念

日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、優れた製品・サービスの提供を通じて、社会の発展に貢献します

引用:日本製鉄HP 企業情報

世界でも有数の技術力を誇る日本製鉄は、世界基準のものづくりを常に目指しています。

そして、手がけたサービス・製品を通して世界中の発展に寄与していくというものです。

日本製鉄の将来性

日本最大手の鉄鋼メーカーである日本製鉄でさえも、2019年度には4000億円を超える赤字を計上してしまいました。

この赤字の影響は非常に大きく、広島県の呉製鉄所、和歌山製鉄所の高炉一基を廃止することとなり、大規模なリストラが行われました。

しかし、新型コロナによって落ち込んでいた世界経済も2021年頃から急激にV字回復しています。

鉄鋼メーカーは、景気に左右されやすい業界の一つです。

そのため、V字回復した世界経済と同様に日本製鉄の業績も急激に回復しています

景気回復が起こった後には、大きな買い物がおこなわれる傾向にあります。

そこでたくさん買われた物の中に電化製品と自動車があります。

どちらともの製品に鉄鋼は用いられており、急激に鉄鋼の需要が増加しています。

加えて、業績の回復の一つの要因として、トヨタ自動車への鋼材の値上げをすることに成功したことが挙げることができます

大規模なリストラが行われたことが固定費の削減につながり、業績の回復の一因となっています。

鉄鋼業界で忘れてはいけないことがひとつあります。

それは中国の存在です。

中国の鉄鋼業界における躍進は日本の鉄鋼業界も脅かされています。

中国の粗鋼生産量は、日本の生産量の約13倍もあり世界の生産量の半分以上を誇っています

しかし、日本の輸出する鉄鋼は高品質であり、高品質な鉄鋼というのは海外で需要があります。

経済の回復や国内の需要に対応した経営や、海外への展開をうまく成功させ続ければ日本製鉄の将来も安泰でしょう。

日本製鉄の求めている人物像

幅広いフィールドで、人と協力し、創造性とチャレンジ精神を発揮できる人

引用:就職四季報2024版

日本の鉄鋼業界には、解決しなければいけない課題が二つあります。

それは、「脱炭素化」と「対中国問題」です。

これらを解決するためには、一人ではなく他の社員だけではなく他の企業の人と協力しながら、新しいことに挑戦し続けることが必要不可欠となってきます。

そのため、日本製鉄は「協調性と創造性を持ちながら挑戦することのできる人」を求めています。

日本製鉄の就職難易度(採用・選考状況)

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の横にある数字は採用人数です)

北海道大学、東北大学、東京大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学、東京外国語大学、明治大学、東京理科大学、大東文化大学、國學院大学、名古屋大学、南山大学、京都大学、同志社大学、立命館大学、大阪産業大学、神戸大学、室蘭工業大学、茨城大学、筑波大学、東京工業大学、東京都市大学、東京海洋大学、新潟大学、名古屋工業大学、三重大学、大阪大学、兵庫県立大学、奈良先端科学技術院大学、岡山大学…etc

参考:就職四季報2023

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年68名32名191名32名
21年30名10名84名17名
22年35名15名78名20名
23年37名19名75名16名
参考:就職四季報2024年版

なお、総合職の男女別採用人数は以下のとおりです。

年度合計
20年331名266名65名
21年142名115名27名
22年150名115名35名
23年148名113名35名
参考:就職四季報2024版

採用予定学科

・文系/不問

・理系/機械、材料、電気、電子、情報、化学、物理、経営工学、土木、建築、水道、衛生、数理、環境、生物

引用:日本製鉄 採用HP 募集要項

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

また、採用大学を見ても幅広い地域、レベルの大学に内定を出しており、どんな就活生でも内定を獲得できる可能性があります。

しかし、人気企業である日本製鉄にはたくさんの就活生が応募されることが予想されます。

そのため、自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

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日本製鉄の新卒採用の選考フロー

ES提出・WEBテスト

面接(3回ほど)

内々定

参考:就職四季報2024版


WEBテストについて、昨年度は玉手箱に似たものが採用されたようです。
玉手箱は、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

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日本製鉄の内定獲得のための必須対策

ここまで日本製鉄の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、日本製鉄から内定を得るためにすべき対策事項を紹介します。

 

自己分析を徹底する

日本製鉄の最終面接では、長所や価値観についての質問が多くあるとされています。
これらの質問に、適切に回答するためには事前の準備が必要です。

もちろん、最初から各質問に適切な文量とスピードで回答できるのならば、問題はありませんが、ほとんどの人の場合、事前準備がものをいいます

日本製鉄の場合、かなり深いところまで価値観に関する質問がくると想定されますので、自己分析は徹底するべきです。

自己分析の方法は様々ありますが、どれが正解かわからない、時間がかかるから嫌だという人も多いと思いますが、適切な時間をかけていくことで自分の回答を固めることができます。

 

日本製鉄ではなければダメだという理由を明確にする

日本製鉄は、志望動機に関する質問が重点的に聞かれます。

日本製鉄に限らず、「志望動機」を考える際はまず
業界>企業>企業でやりたい仕事」というように、段階を付けてそれぞれを考えていくことを推奨します。

まず「なぜ業界を志望するのか」については、業界についての知見がどこまであるかを聞くことで、志望度を図っているとされています。
どのようなビジネスモデルで、どのような職種があり、その職種でどのような素養が必要なのか、などを整理すると良いでしょう。

そして「なぜ日本製鉄を志望するのか」については、競合との比較をしていくことを推奨します。

最後の「日本製鉄でやりたいこと」ですが、これは先ほどの日本製鉄の志望理由と密接に絡んできます。
「日本製鉄でなくともやれること」と面接官に映ってしまわないような、自分の経験などに基づいた理由を準備すると良いでしょう。
また、大きなビジョンを語るのも良いかもしれませんが、実務ベースでのやりたいことも考えておくと良いでしょう。
実務、職種などを明確に理解をするためには、会社説明会やOB訪問をすることをオススメします。
面接官からすれば、日本製鉄の中の職種や業務の理解度が高く見えますし、この理解度は同時に志望度の高さのアピールにもなります。

以上のように、志望理由を準備することにより、エントリーシートや面接では優位に働くでしょう。

エントリーシートでは、直接的に「業界の志望理由」や「日本製鉄の志望理由」という題目で聞かれていなくとも、これらを知るための質問であることはあります。

それぞれの質問が、志望理由のどの階層に対する質問なのかを読み解き、整理したものをぶつけていきましょう。

その他の気になる情報

日本製鉄の年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は536万円となります。

日本製鉄の初任給

日本製鉄の初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給21万3000円
大学院修士課程卒/月給23万8000円
大学院博士課程卒/月給30万2500円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、日本製鉄の初任給は平均的であると言えます。

日本製鉄の評価

実際に日本製鉄で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

日本製鉄は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、日本製鉄の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

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企業研究

Posted by paulowmigaki