【東急不動産の就職難易度は？】企業研究からES・面接対策まで徹底解説！！
本記事では、東急不動産の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、東急不動産から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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企業概要
今回は、日本における５大デベロッパーに名を連ねる東急不動産について紹介していきます。
東急不動産は、オフィスビルや不動産賃貸、売買を行う不動産・総合デベロッパー企業です。
東急不動産ホールティングスの主要企業である東急不動産は、グループの持つ路線沿を中心エリアに、不動産の賃貸、売買を始め、東急プラザなどの商業施設の運営、管理や、自社ブランドである「BRANZ」などの住宅事業まで、多くの建物に関する事業をおこなっている企業です。
そんな東急不動産の企業概要は以下のようになっています。
| 社名 | 東急不動産株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都渋谷区道玄坂1-21-1 渋谷ソラスタ |
| 設立 | 1953年12月17日 |
| 代表取締役社長 | 岡田正志 |
| 事業内容 | 都市事業 住宅事業 インフラ・インダストリー事業 ウェルネス事業 海外事業 |
| 資本金 | 57,551,699,228円 |
| 従業員数 | 1,145名（2021年4月1日現在） |
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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を理解するという意味で、就活において重要です。
ぜひご覧ください。
https://www.shukatsujobjob.com/?p=821経営理念
社会との約束
引用：東急不動産 グループ理念
私たちは、あらゆるステークホルダーの満足度の総和が企業価値になると考えています
東急不動産はグループの配下でありながら、渋谷やその周辺エリアの再開発を手がけてきた「渋谷の大家さん」とも言われる企業です。
渋谷は、人、モノ、金そして情報が集まってきながら、若者の文化の発信源でもあるという、他に類を見ない都市です。
そんな渋谷の開発をおこなってきた東急不動産は、多くのステークホルダーとの関わり合いの中で動いています。そして、その関わり合いには、東急不動産との信頼関係の上に成り立っています。
つまり、企業として事業を成功させる上では、自社の利益だけでなく、関わる全ての全ての満足度こそが、同時に自社の価値の上昇と考えていることが、この「社会との約束」から理解できます。
将来性
東急不動産の事業ごとの収益の比率を見てみると、都市(約33.6%)、管理(約20.4%)、住宅(約16.1%)と、都市マネジメントを中心としながらも、バランスの取れた基盤が整っていることが理解できます。
次に、現行のプロジェクトを見ることで将来性を考えていきます。
「広域圏渋谷」構想では、渋谷駅の周辺の開発を進め、都市としての魅力を向上させ、人やモノ、金が集約しビジネスの創出や文化の発信地としての価値を高めるプロジェクトを遂行しています。
ハチ公で有名なスクランブル交差点側の道玄坂エリアと、今までビジネス街の印象のあった反対側の桜丘エリアの開発により、駅を中心として、面的に広くそのエリアを拡大しています。
この構想は、渋谷駅周辺に限ったものではないというところに注目をしたいです。
東急の持つ路線の沿線である、代官山や表参道、原宿も同様に建物を竣工しています。
このように近郊のエリアで開発をすることで、人などの流れを掌握することが可能であり、東急のエリアだけで生活する、何ていう人も出てくるかもしれません。
このように、渋谷圏において東急が都市開発をすることで、渋谷の都市としての価値を創出し、国際競争力を向上することに貢献しています。
コロナ禍で外国人観光客数が減少しましたが、これが回復するとともに東急の高層の真価が発揮されるでしょう。
都市開発という強みが、東急不動産の将来性を担保していると言えます。
他にも興味深い事業がたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。
求めている人物像
人と向き合い、街に寄り添う。
「その街らしさとは何か」「そこにいる人は幸せか」を考え、悩み、葛藤しながら、
人々に新しい住まい方、働き方、過ごし方を創造していくことが、
東急不動産の街づくりです。
引用：東急不動産HP 新卒採用
今までも見てきたように、東急不動産は都市に対して継続的に価値を創造してきています。そして、人や街を大切にしながら成長してきた企業です。
つまり、求める人物像としては「最後までやり抜ける人」や「人との信頼関係を構築できる人」と言ったところになるでしょう。
就職難易度（採用・選考状況）
ここまで東急不動産の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、東急不動産の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
23年卒４月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
【文系】
（大）慶大8、早大8、同大4、一橋大2、青学大2、京大1、上智大1、立命館大1、日大1 （院）慶大1【理系】
参考：就職四季報2024年版
（院） 京大2、九大2、早大2、慶大1、千葉大1、筑波大1、中大1、東京農工大1、東北大1、名大1
（大） 慶大1、日女大1
採用人数
男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 大卒(文系) | 大卒(理系) | 院卒(文系) | 院卒(理系) |
| 20年 | 24名 | 2名 | 0名 | 5名 |
| 21年 | 24名 | 3名 | 0名 | 8名 |
| 22年 | 26名 | 1名 | 0名 | 7名 |
| 23年 | 28名 | 2名 | 1名 | 13名 |
また、男女別の採用人数は以下のとおりです。
| 年度 | 男性 | 女性 |
| 20年 | 18名 | 13名 |
| 21年 | 19名 | 18名 |
| 22年 | 24名 | 11名 |
| 23年 | 24名 | 20名 |
採用予定学科
法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系（４年制）、薬学系（６年制）、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系
引用：リクナビ2024
配属勤務地
22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
（地名の横の数字は人数）
東京（渋谷）31、大阪（心斎橋）2
参考：就職四季報2024年版
配属部署
22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
（部署名の横の数字は人数）
都市事業11、略事業4、住宅事業8、ウェルネス事業3、一般管理7
参考： 就職四季報2024年版
多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。
一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
東急不動産の新卒採用の選考フロー
WEBエントリー
↓
WEBエントリーシート提出
WEB試験
↓
一次面接
↓
二次面接
↓
グループディスカッション
↓
最終面接
↓
内々定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストは、ヒューマネージ社のテストが採用されているようです。
問題自体はそこまで難しくありませんが、制限時間がシビアであると言われているため、準備をしておきましょう。
問題の難易度は、ＳＰＩや玉手箱の対策をしていれば十分に解けるものなので、素早く解けるようにＳＰＩや玉手箱の問題集で練習をしておきましょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。
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内定獲得のための必須対策
ここまで東急不動産の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、東急不動産から内定を得るためにすべき３つの対策事項を紹介します。
業界に対する理解を深める
東急不動産だけでなく、これは不動産デベロッパー業界全体的に言えることですが、デベロッパーがどのようなビジネスモデルを持っているかを理解しておく必要があります。
デベロッパーは学生から例年大変人気があります。
そのため、とりあえず受けてみるという人とそうでない人を区分するときに、企業側としては業界への理解度が、これを見分ける要素になるというわけです。
また、不動産業は物理的なエリアによって競合とバッティングすることがあります。日頃から、どの建物がどの企業のものかなどを意識しておくと、その企業のこだわりや特徴などが掴めて良いでしょう。
エントリーシートでは、「志望動機」が問われているようです。デベロッパーという仕事をよく理解しておかなければ、この質問には答えられません。
まず、東急不動産に限定せず、「デベロッパーとして何がしたいか」を明確にするために、そのビジネスモデルをよく理解しておきましょう。
その上で、企業研究が必要になってきます。
東急不動産には、今回紹介した「渋谷広域圏」構想以外にも興味深い事業がたくさんあります。
採用担当が面接で驚くほどニッチなものを志望動機にしても、評価されると考えて、できるだけ詳細に事業を整理しておきましょう。
下の記事では、総合不動産デベロッパーのビジネスモデルや将来性を分かりやすく説明しています。業界研究の参考にしてみましょう。
グループディスカッション対策
東急不動産では、インターンと本選考どちらにもグループディスカッションが選考フローに設けられています。
そして、採用倍率が非常に高い東急不動産において、選考フローの後ろの方にこれが設けられています。
グループディスカッションには、「選考の序盤に持ってきて人数をふるいにかけるもの」と、「東急不動産のように終盤に持ってきて、企業ならではの視点で吟味する」という２パターンがあると考えています。
東急不動産の場合は、「人柄」をここで見ているようです。
私の話した社員さんも、選考を通して人柄を見られると仰っていたので、選考の終盤にグループディスカッションを設置している意味は、「能力」を序盤の選考で評価し、選考の終盤で「人柄」を見ようとしているためだと考えられます。
しかし、グループディスカッションの対策は容易ではありません。
一人でどうにかなるものでも、先輩に教えてもらうことも出来ないものだからです。
実践の場で訓練することが一番の近道ですが、それ以外にも対策の方法はあります。
当サイトでも、現役の外資系コンサルタントが実際に就活生時代に行っていたグループディスカッションの対策を解説している記事がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
OB・OG訪問を積極的にする
これまで、東急不動産の選考フローのファーストステップである業界理解によるES、面接対策と、グループディスカッションに関しての対策を紹介しました。
次のステップである、面接ですが、ここから本格的にデベロッパーとして働けるか、熱意があるかなどが判断されることになります。
そして、東急不動産は採用倍率がとても高いことから、グループディスカッションまでの面接で、相当数の就活生が脱落してしまいます。
そこで、他の就活生との差別化をしなければ、選考を勝ち抜くことは不可能でしょう。
その差別化のためにOB・OG訪問はしておくことを強くオススメします。
面接では、志望動機や「東急不動産でなにがしたいか」などが聞かれます。
この質問は、単純に志望動機が知りたいわけではなく、あなたの本気度を測っていると考えられます。
ここで、具体性を持たない回答をしてしまうと、ミーハー受験だと思われても仕方ありません。
OB・OG訪問は一次情報として、東急不動産のことを知ることが出来ますし、志望動機としてそのまま使える場合もあります。
志望度の高さをアピールする時に、訪問の話などを盛り込むことは、かなり有効かもしれません。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ東急不動産を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が東急不動産で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
その他の気になる情報
東急不動産の年収
就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は1071万円となります。
過去3年の平均年収は以下のようになります。
| 令和2年 | 1071万円 |
| 令和元年 | 1137万円 |
| 平成30年 | 1114万円 |
東急不動産の初任給
東急不動産の初任給は以下の通りです。
4年制大学卒／ 月給24万5000円
修士卒・博士卒／月給25万9200円
厚生労働省の調査によると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、東急不動産の初任給は高いと言えます。
東急不動産の評価
実際に東急不動産で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
東急不動産は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました！
今回は、東急不動産の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい！」「オンライン選考の練習をしたい！」といった方には、JOBTVがオススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。