【5分で業界研究】広告業界のビジネスモデルや職種まで完全網羅!

2022年1月21日

就活というのは「正確な情報のインプット」がとても大切です。
本記事を通して、僕の知っている情報をみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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今回は、毎年就活生から人気のある広告業界の中でも「広告代理店」について解説していきます。

広告代理店と言えば、「エリートで高給」「華やか」などといったイメージを持っている方が多いと思います。

しかし、実際に広告代理店がどんな仕事をしているのかをしっかりと理解するのは難しいですよね。

そこで、本記事では業界研究として、広告業界の概要やビジネスモデル、職種について解説するとともに、将来性や年収についても取り上げます。

就職活動において業界研究は必須のものなので、少しでも広告業界に興味がある方はぜひ最後までこの記事を読んで参考にしてください。

なお、就活ジョブジョブ内での広告代理店の企業研究をおこなっています。下のリンクから各企業研究をご覧になれますので、志望したいという方はぜひ参考にしてみて下さい。

電通の企業研究はこちらから。
博報堂の企業研究はこちらから。
ADKの企業研究はこちらから。
サイバーエージェントの企業研究こちらから。
オプト(デジタルホールディングス)の企業研究はこちらから。

広告代理店とは

広告代理店とは、クライアント企業の広告活動を代理で行う企業の業界を指します。

つまり、新聞、テレビ、ラジオ、雑誌などさまざまな媒体への広告出稿を手助けする事を仕事としています。

主な企業としては、株式会社電通、株式会社博報堂、株式会社サイバーエージェントなどが有名どころです。

電通と博報堂は、「電博(でんぱく)」と称されるほど、総合広告代理店業界で不動の2トップに君臨しています。

サイバーエージェントは「専門広告代理店」と言われる、広告の分野を絞った代理店とされています。総合と専門の違いは押さえておきましょう。

また、ハウスエージェンシーは広告業界に該当しますが、代理店とは少々異なります。こちらは、特定の事業会社専属の広告会社なので、代理店のようなクリエイティビティが求められる側面が若干少ないとされています。他にも違いはありますが、これらは下のビジネスモデルなどを読んで理解していきましょう。

広告代理店のビジネスモデル

ここからは広告代理店のビジネスモデルについて詳しく解説していきます。

ビジネスモデルとは、「会社が利益を生み出すための仕組み」のことです。

広告代理店のビジネスには、代理店自体の他に「広告媒体社」と「広告主」の2つの立場との関りがあり、それぞれの役割を理解することで、ビジネスモデルの理解がスムーズになります

まず、それぞれについて役割を説明します。

広告代理店とは、いわば他2つの架け橋のような存在です。広告主が売りたい商品を、どうやって宣伝・販売したいのかを聞き出し、それに対して最適な宣伝を考えます。
この宣伝方法を広告媒体社から取り入れる、仕入れることがお仕事です。

広告媒体社は、宣伝のやり方を提供するポジションです。少しわかりづらいかもしれませんが、皆さんが実際に日ごろからみている広告そのものを作っている会社だと認識してもらえば大丈夫です。
新聞や雑誌、あるいはテレビCMの枠など、広告媒体社が販売して、広告代理店が権利を買うという構図になります。

広告主は、実際に販売したい商品がある企業のことを指します。自社の商品を、広告代理店に依頼して、広告を打ってもらうというとらえ方で大丈夫です。
広告媒体を持っていない企業はいくらでもありますので、広告代理店がいかに色んな企業に必要とされているかわかるのではないでしょうか。

このように、3つの主体の役割があります。すると、それぞれの関係性もわかると思います。

つまり、広告代理店とは、①自社の商品・サービスを売り出したい「広告主」から依頼を受け(課題の受託)、②この依頼に最適な宣伝・販売などを考え(課題の解決)、③広告媒体者に実際の媒体を作ってもらう(解決方法)、会社です。そして、①の段階で、広告主から諸々の費用を含んだお金をもらいます。これが、広告代理店の売上になります。

広告代理店の将来性

広告の将来性は、インターネット広告の台頭によって明るいとされています。実際に、業界全体としてインターネット広告を主な事業内容に据えた企業が増えてきています。また、既存の広告媒体を使っていた代理店も、インターネット広告事業に力を入れてきています。

ゲームアプリやネット記事だけでなく、SNSの影響から動画広告の需要が高いと考えられます。
また、インターネット広告は、ユーザーのアクセス履歴をはじめとした行動の解析がしやすいため、マーケティングへの有効的な活用が可能です。

既存の広告媒体に加え、デジタルメディアの成長領域を考慮すると、業界として市場規模は拡大し続けるでしょう。

職種

ここまでの内容で、皆さん広告業界の概要や将来性について、理解いただけたと思います。次にここからは、皆さんが行う主な仕事について紹介します。

広告業界には、主に3つの職種があります。

●営業職

●マーケティング職

●クリエイティブ職

営業職

広告代理店の営業職は、クライアントの獲得以外にも制作の調整・作られた広告の確認までを行うという特徴があります。

仕事内容は大きく2つで、企画の立案や提案、そして制作進捗の管理です。

企画の立案や提案というのは、単純に仕事をもってくるだけでなく、競合する案件について、プレゼンなどをしてこれを獲得する事を指します。予算の範囲内で、マーケティング部門と調整をしながら、戦略立案をしていきます。また、開発や経営などの他の部門との連携が必要な仕事であるといえます。

制作進捗の管理というのは、クライアントから獲得した案件について、戦略、広告の制作まで一貫してのスケージュール管理や内容、予算のマネジメントを指します。クライアントの希望に沿ってこれらを遂行することが必要になってきます。

マーケティング職

広告を作成する前の、営業職などがおこなうプレゼンに必要な戦略を立てる職種です。

調査や分析を行って、どのような広告を行えば効果があるかについて戦略を立てます。また、その調査や分析から出たデータから、課題解決のための戦略をたてるというコンサルのような仕事も請け負います。

総合広告代理店などでは、媒体ごとに専門的に分野を分け、業務にあたることが多いようです。

クリエイティブ職

営業職とマーケティング職が獲得したクライアントからの案件を、広告として実際に制作する職種です。

ここでは、コピーライターやデザイナー、イラストレーターなどの専門的な職種がその内訳となります。ちなみに、実際に新卒で採用される場合は総合大学から入社することは少ないとされている職種です。

年収

最後に、皆さんが気になっているであろう年収について紹介します。

【広告代理店の平均年収ランキング】

1位 電通グループ 1169万円
2位 博報堂DYホールディングス 1079万円
3位 サイバーエージェント 734万円
4位 株式会社デジタルホールディングス 693万円
5位 ティー・オー・ダブユー 655万円
6位 デジタルガレージ 637万円
7位 バリューコマース 600万円

出典:2023年版 就職四季報総合版

電博は1000万円を超えています。

それ以外は平均的かそれより少し上くらい、といった印象です。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、広告業界のビジネスモデルや将来性、仕事内容について解説しました。

総合広告代理店は就活生からも絶大な人気を誇っており、入社難易度は非常に高いです。また、サイバーエージェントをはじめとしたウェブ系の専門広告代理店も、その需要の増大に伴って、人気が出てきています.

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Posted by paulowmigaki