【三井住友銀行の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2021年12月23日

三井住友銀行企業ロゴ

本記事では、三井住友銀行の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、三井住友銀行から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、3大メガバンクの一つである「株式会社三井住友銀行(以下 三井住友銀行)」について解説していきます。

三井住友銀行は、国内銀行業界2位のシェアを持っている日本トップクラスの総合金融グループです。

その強みは効率的な経営にあり、稼ぐ力がどれだけあるかの指標である業務純益で三菱UFJ銀行を抜き国内1位となっております。

そんな三井住友銀行の基本情報は以下のようになっています。

社名株式会社三井住友銀行
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
取締役会長髙島 誠
頭取 CEO(代表取締役)福留 朗裕
株主株式会社三井住友フィナンシャルグループ 100%
資本金 17,709億円
従業員数28,054人

経営理念

お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る
勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る社会課題の解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献する

引用:理念体系 : 三井住友銀行

上記の経営理念は、次のようなことを伝えています。

お客さまを第一に考えて、一人一人のニーズにあった価値を提供するということ、そのためにプロフェッショナルとして誠実に行動し、先進性と独創性を持って失敗を恐れずに挑戦するということです。

将来性

国内市場は、少子高齢化や日本銀行のマイナス金利政策によって縮小しています。

さらに、インターネット銀行やFintechの登場により競争は激化しており、単純に人員や店舗を増やすだけでは収益が伸びない状況となっております。

そんな現状に対応していくために三井住友銀行は、新しい銀行のカタチを作り出すために挑戦を続けています。

具体的な取り組みの一つとして、オープンイノベーション拠点「hoops link tokyo」の開設が挙げられます。

人々の価値観や文化が多様性を持ち拡張し続ける時代だからこそ、SMBCグループが蓄積してきた金融の経験・知識、顧客基盤・グローバルネットワークといった強みを発揮できるチャンスが広がっています。

スタートアップ・自治体・大学・大企業など業界の垣根を越えて人々が集い、アイデアを話し合えるコワーキングスペースを渋谷に用意することで、異業種同士のアイデアの掛け合わせで新たな事業を生み出す環境を作り上げています。

また国内市場が縮小していく中で、経済成長が著しいアジアへの進出を進めています。
アジアをアザーマーケットとする真のグローバルバンクになるために、インドネシアで個人取引に強みを持つRTPNを子会社化し、法人取引に強みを持つインドネシア三井住友銀行に合併しました。

これにより、インドネシアへの進出を目指す個人や企業を支援できる基盤を作りました。
このような拠点をインドネシアだけでなく、アジア各国に増やしていくことが三井住友銀行の海外展開のビジョンとなっております。

このように日本を中心として世界各国を見渡すのではなく、アジア各国に拠点を作ることで、より厚く個人や企業のアジア進出を支えることを目指しています。

求めている人物像

これまでの成功や常識だけに
囚われていてはいけない。
あなたにしかない「いい個」が躍動し、
金融の、そして世界の未来を
リードしてくれることを期待しています。

引用:採用メッセージ | SMBCについて | 三井住友銀行

新しい銀行のカタチを作り出すために挑戦を続けている三井住友銀行では『これまでの常識に囚われずに自ら考え、新しいことにも挑戦できる』人材が求められているようです。

様々な事柄にアンテナを高く持ち、当たり前だったことにも疑問を持ち、問題やニーズに気付き、解決策を考えた経験が活きてきそうです。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまで三井住友銀行の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、三井住友銀行の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

20年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

慶應義塾大学66、早稲田大学65、大阪大学39、神戸大学37、京都大学33、東京大学31、関西学院大学28、同志社大学28、明治大学25、立教大学18 、一橋大学17 、中央大学16、立命館大学14 、関西大学12、九州大学11、法政大学11、東京工業大学10、青山学院大学9、東北大学8、横浜国立大学7、上智大学7、学習院大学7、北海道大学6、東京外国語大学6、東京理科大学6、西南学院大学5、成蹊大学4、成城大学4、筑波大学4、千葉大学3、国際基督教大学3、日本大学3、名古屋大学2、明治学院大学2、京都産業大学2、近畿大学2、甲南大学2、岡山大学1、国際教養大学1、國學院大学1、東洋大学1、駒沢大学1、南山大学1、同志社女子大学1、龍谷大学1など

参考:AERA 2020年10月26号「採用したい大学特集」

採用人数

採用人数は以下のようになっております。

年度採用人数
20年622名
21年542名
22年471名
参考:就職四季報2024年版

23卒の採用人数はまだ公開されておりませんが、採用人数は500名を予定しております。

また、男女別の採用人数は以下のとおりです。

年度男性女性
20年421名201名
21年345名197名
22年284名187名
参考:就職四季報2024年版

採用予定学科

法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用:リクナビ2024「三井住友銀行:採用情報」

配属勤務地

21年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

国内各地472

参考:就職四季報2024年版

配属部署

21年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

法人営業部・支店・本部472

参考: 就職四季報2024年版

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

一方で採用大学を見る限り、早慶・MARCH・関関同立など、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

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採用倍率

〇 昨年度の採用人数(見込):500名

〇プレエントリー候補リスト登録人数:21220名

引用:リクナビ2023「三井住友銀行:採用情報」

三井住友銀行の採用倍率は約42倍と算出できます。

これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

三井住友銀行の新卒採用の選考フロー

キャリアセッション
 ↓

エントリシート
 ↓

WEBテスト
 ↓

1次面接
 ↓

2次面接
 ↓
最終面接
 ↓
内々定

三井住友銀行では、エントリシート・WEBテストに先立って「キャリアセッション」と呼ばれるイベントが2~3月にかけて開催されます。

このイベントは、逆質問のみですがある程度学生の絞り込みが行われるそうなので、しっかりと志望動機の高さを示せるような質問を準備しておきましょう。

志望動機の高さを示せるような質問をつくるためには、業界研究をしておくとよいでしょう。

業界研究を行うことで、同業他社との比較をすることができ、三井住友銀行の強みや弱み、今後の課題などが見えてきて、より密度の濃い逆質問を作ることができます。

業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

WEBテストの形式は、玉手箱が採用されています。
内容は言語、非言語、性格検査となっております。他の企業でも多く採用されているテスト形式のため、しっかりと対策をしておくと良いでしょう。

玉手箱は、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。

以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまで三井住友銀行の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、三井住友銀行から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

イベントに積極的に参加する

三井住友銀行は、「リクルーター制度」を採用しておりリクルーターをつけて選考を進めることが一般的です。

選考フローで面接となっているものも実際にはリクルーターによる面談がほとんどで、最後の人事面接はほとんど意思確認の場となることが多いようです。

リクルーターは主に説明会や座談会を通して付くようなので、このようなイベントで積極的に逆質問などでアピールをしていくといいでしょう。

逆質問では企業理解度や志望度の高さを示せるように、インターネットで調べればわかるような質問はしないようにしっかりと逆質問を用意しておくといいでしょう。

三井住友銀行でなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜ銀行なのか」「なぜ三井住友銀行なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜ三井住友銀行を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が三井住友銀行で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多い三井住友銀行で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、三井住友銀行の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

三井住友銀行では、『これまでの常識に囚われずに自ら考え、新しいことにも挑戦できる』人材が求められています。

様々な事柄にアンテナを高く持ち、当たり前だったことにも疑問を持ち、問題やニーズに気付き、解決策を考えた経験を書けるといいでしょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

三井住友銀行の年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和3年の平均年収は827万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和3年827万円
令和2年842万円
令和元年829万円
平成30年820万円

上記の年収は全職種の平均年収になっており、総合職は30前半で1000万円を超えるそうです。

三井住友銀行の初任給

三井住友銀行の初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給20万5000円
大学院修士課程卒/ 月給23万円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、三井住友銀行の初任給は平均よりやや低いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことが窺えます。

三井住友銀行の評価

実際に三井住友銀行で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

三井住友銀行は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また大きな仕事を若手から任せられることから、働きがいのある環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、三井住友銀行の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。