【三菱食品の就職難易度は?】企業研究から内定獲得のための必須対策まで徹底解説!!

2023年1月24日

本記事では、三菱食品の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、三菱食品から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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三菱食品の企業概要

今回は、三菱商事の傘下企業であり食品卸国内最大手である「三菱食品株式会社(以下 三菱食品)」について解説していきます。

食品卸業界で国内最大手を誇っている三菱食品は、三菱商事の傘下企業であるため安定した経営基盤を誇っています。
三菱食品は、2011年に三菱系の食品卸が統合され発足しました。

全国に物流センターを有しており、低温食品や加工食品の分野を得意分野としています。

そんな三菱食品の基本情報は以下のようになっています。

商号三菱食品株式会社
本社所在地〒112-8778 東京都文京区小石川1丁目1番1号
設立1925年(大正14年)3月13日
従業員数4,211名(2022年4月1日現在
代表取締役京谷 裕
資本金10,630百万円(2022年3月31日現在)
事業内容国内外の加工食品、低温食品、酒類及び菓子の卸売を主な事業内容とし、さらに物流事業及びその他サービス等の事業活動を展開しております。
三菱食品HP

三菱食品の経営理念

三綱領

所期奉公
事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。

処事光明
公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。

立業貿易
全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。

引用:三菱食品 経営理念

上記の経営理念は三菱商事グループ全体の経営理念となっております。三菱食品の経営理念は、三菱商事グループ全体のものと紐づいている形になります。
三菱商事の記事も書いておりますので、そちらをご参考にしてみてください。

三菱食品の将来性

三菱食品は、三菱商事の傘下企業でありながら国内最大手級の食品卸企業です。
近年騒がれているデジタル化にも対応しており効率化が進んでいます。
小売だけでなく、メーカー向け事業の拡大が今後のさらなる成長の鍵となってくるだろう。

2021年度に発表された中期経営計画2023によると統合から10年経った時期として、「次世代食品流通業への進化を遂げるための経営計画」を実行する時期としています
その中で注目したい点が2点あります。

デジタル技術の活用

業務効率化

「食品ロス削減を中心とした取引先・業界全体の流通最適化に貢献する」

上記を目標として掲げています。
上記の目標をクリアするために、在庫最適化ソリューションの導入だけでなく、物流・受発注、業務効率化をAIや気象情報などの外部データを活用してく予定です。

実店舗だけでなく、流通経路全体で何よりも欠品という状態を回避したいため、過剰な在庫を抱えてしまい食品ロスにつながっています。
この状態を改善するために、三菱食品は企業間に存在するデータも含めて複合的なデータを解析し、需要予測を正確にしていこうと試みています。

この小売と卸の需要予測をおこなうために、AIや外部データなどのデジタルデータを活用していき業務の効率化を図っています。

需要創造

「取引先の売上向上を通じた新たな付加価値の創出」

上記を目標として掲げています。
業務効率化のセクションで挙げたデータを活かし、デジタルメディアと店舗販促の連動により広告販促効果を最適・最大化していくことも目指しています。

メーカーには広告販促の最適化を、小売や外食業者には広告販促効果の最大化をおこなうことで、関係企業にも新たな付加価値を提供することにつながります。
こんおようなことができるのは、三菱食品が統合前から培ってきたビックデータと外部から得られるデータの融合があってこそです。

自社内の業務効率化だけでなく、ステークホルダー全体のことを考えて業界全体の価値の向上を目指しています。

地域パートナーシップの構築

「多様な地域パートナーシップの構築による地域コミュニティの活性化」
三菱食品は全国に物流センターを有しており、全国の様々なコミュニティと関わりがあります。

そのコミュニティに属している人にとって生きていく上で欠かせないものが「食」です。
その食の流通を通して地域パートナーシップを構築し、地域コミュニティの活性化を目指していくというのがこの目標の意味です。

食の流通に関わる人は多岐に渡ります。
メーカーや生産者、物流業者、提供する小売・外食業者など様々です。
それらを通じて我々消費者に届けられます。

これらの工程を経るまでに数多くの人が関わっています。
自律分散化という社会的な風潮がある中、これらに関わる人たちの中で地域コミュニティを活性化していこうという挑戦を三菱食品はしています。

宇宙規模で周りとの関わりを考える三菱食品は、自社の利益だけでなく関わりのあるコミュニティの活性化も目指しています。

三菱食品の求めている人物像

『その情熱が、食の未来を切り拓く。』という当社の想いに共感し、自らも食の未来を切り開く情熱を持って挑みたい方

引用:クナビ2023 三菱食品募集要項

「人が生きていく上で欠かせない『食』というものに情熱を持って関わることができ、その情熱を自分の未来に対しても持つことができる人」が三菱食品では求められています。

アルバイトや人生の中で「食」に関する熱いエピソードがあるといいかもしれません。

三菱食品の就職難易度(採用・選考状況)は?

ここまで三菱食品の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、三菱食品の就職難易度を、採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローなどから解説します。

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の右の数字は採用人数)

【文系・理系】
(大)愛知大学(1)、青山学院大学(1)、大阪府立大学(1)、学習院大学(1)、鹿児島大学(1)、関西大学(1)、関西学院大学(1)、近畿大学(1)、慶應義塾大学(1)、甲南大学(1)、國學院大学(1)、駒沢大学(1)、滋賀大学(1)、上智大学(1)、昭和女子大学(1)、水産大学(1)、成蹊大学(1)、成城大学(1)、専修大学(1)、中央大学(1)、東海大学(1)、東京経済大学(1)、東京農業大学(1)、東京理科大学(1)、東北学院大学(1)、日本女子大学(1)、日本大学(1)、兵庫県立大学(1)、弘前大学(1)、福岡大学(1)、法政大学(1)、北海道大学(1)、明治学院大学(1)、明治大学(1)、山梨大学(1)、立教大学(1)、立命館大学(1)、早稲田大学(1)

参考:就職四季報2024年版

採用人数

男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年53名52名0名0名
21年41名29名1名0名
22年44名34名2名0名
参考:就職四季報2024年版

年度文系理系
20年度-名-名
21年度-名-名
22年度-名-名
参考:就職四季報2024年版

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
(地名の横の数字は人数)

【総合職】
営業48、SCM22、職能10

参考:就職四季報2024年版

勤務地・部署

21年4月入社者の勤務地・部署は以下のようになっております。
(勤務地・部署の横の数字は人数)

【総合職】
北海道(4)、東北(3)、関東(53)、中部(6)、関西(8)、中国四国(14)、九州(2)

【部署】
営業(48)、SCM(22)、食能(10)

参考: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、幅広い層の大学に内定を出しているので非常に多くの方がエントリーすると見込まれます。

多くのライバルに差をつけるためには、自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

非公開

採用倍率は非公開ですが、非常にホワイトでかつ、従業員の雰囲気もよく、高給ということでかなりの倍率が予想されます。

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三菱食品の新卒採用の選考フロー

エントリシート
 ↓
WEBテスト
 ↓
面接(複数回)
 ↓
内々定

引用:就職四季報2024版

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

しかし近年では動画面接もあるとの噂なので、動画面接の対策が必要となる場合があります。
動画面接に特化した就活支援サービスをご紹介しておりますので、ご参考にしてみてください。

WEBテストの形式は簡単な計数、言語、英語のテストです。

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三菱食品の内定獲得のための必須対策

ここまで三菱食品の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、三菱食品から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

三菱食品でなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜ三菱食品なのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜ三菱食品を選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が三菱食品で働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。



企業理解を深める

前段でも述べたように三菱食品は、食品卸の企業でありながらデジタル化など新領域への取り組みも活発な企業です。

キャリアビジョンを描く中でも「こんな商材を扱いたい」といったような気持ちがあると進めやすくなります。
企業HPや事業計画を読んで企業理解を深めましょう。

また食品卸の企業は他にも多く存在するので、そういった中での差別化もしっかり行なっていきましょう。

企業研究の際は、競合他社との比較研究も非常に重要になってきます。
その際に気をつけてほしいことが一点ございます。

それは「比較の軸」を定めることです。
その軸は「メーカー」「食品を取り扱っている会社」など様々ありますが、より軸の具体性が高いとより良い比較となります。



求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業である三菱食品で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

三菱食品では、「自分の考えを持ち、主体的に社会に貢献できる」人材が求められています。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、三菱食品の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

自ら社会に対して何ができるかを考え、考えたことを実際に行動に移した経験などがあると良いでしょう。

その取り組みの際に、「自分がどのような考えで取り組んでいたか」「主体性がどこに出たか」まで話せると、さらにアピールできるでしょう。

三菱食品のその他の気になる情報

三菱食品の年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は655万円となります。

三菱食品の初任給

三菱食品の初任給は以下の通りです。

大卒基本給 210,500円(別途諸手当有り)

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、三菱食品の初任給は平均より少し低いといえます。

三菱食品の評価

実際に三菱食品で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

三菱食品は、平均年収が高いだけでなく福利厚生が充実しており、有給採りやすいことから働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、三菱食品の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。