【アビームコンサルティングの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2021年12月11日

アビームコンサルティング株式会社 | 自動車・EV事例 | アビームコンサルティング | ABeam Consulting USA

本記事では、アビームコンサルティングの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、アビームコンサルティングから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

また、アビームのようなコンサル企業の採用資料・採用説明動画を見たい方・難易度が同じぐらいの企業を見つけたい方は、JOBTVを利用してみましょう。
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企業概要

今回は、コンサルティング業界大手である「アビームコンサルティング株式会社(以下アビームコンサルティング)」について解説していきます。

アビームコンサルティングは日本に本社を置く、日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファームです。

経済成長著しいアジアを中心として、世界73拠点に広がるグローバルネットワークを有しています。

商社、金融、製造・流通、エネルギー、情報通信、公共など幅広い業界のリーディングカンパニーに対してグローバル展開支援を強みとしてコンサルティングサービスを提供しています。

そんなアビームコンサルティングの基本情報は以下のようになっております。

社名アビームコンサルティング 株式会社 (英訳名:ABeam Consulting Ltd) (TSR CODE: 295037164)
本社所在地 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号丸の内永楽ビルディング
設立 1981年4月
代表取締役社長 岩澤俊典
事業内容  ・コンサルティング業務
資本金
従業員数

就活ジョブジョブではアビームが属するコンサルティング業界の記事もご用意しております。

業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を確認するという意味で、就活において重要です。

ぜひご覧ください。

経営理念

Our Mission

私たちは変革を通じて、クライアントに新たな成功をもたらし、
継続的な企業価値向上に貢献します。

Our Vision

私たちは画一的世界観にしばられることなく、
地域や企業の特性を活かすアジア発のグローバルコンサルティングファームとして
クライアントの真のパートナーであり続けます。

引用:アビームコンサルティングHP

上記の経営理念は、「常に変革し続け、多様なソリューションを提供することで、クライアントに価値を提供し続ける」ことを掲げています。

アジア発、世界をリードするコンサルティングファームとして、クライアントに価値を継続的に提供し続ける事を理念している事が分かります。

将来性

アビームコンサルティングは、日本国内における基幹統合システム(ERP)であるSAPの導入で高いシェアを誇っており、ファーム収益の基盤となっています。

このSAP領域では「2025年問題」という問題があります。

SAP ERPの保守期限が2025年に切れてしまうため、それまでにSAPの最新製品であるS/4 HANAへの切り替えが求められています。

そのため、コンサルティングファームやシステムインテグレータは、S/4 HANA導入案件の獲得が必須となっています。

アビームコンサルティングは、SAP導入案件に強みを持っており、このS/4 HANA導入案件を継続的に獲得しています。

アビームコンサルティングは、システム案件、特にS/4 HANA導入では今後も継続的に成長を続けるでしょう。

求めている人物像

1、自ら考え行動できる人

2、周りを巻き込んで前に進める人

3、チャレンジを楽しめる人

4、負けない人

(どのようなことにも強い意志を持って取り組むタフさを持っている人)

1981年の設立から一貫して、全社員が顧客企業の「リアルパートナー」としてのコンサルティングを心がけてきました。企業変革の構想策定から実現までを支援するパートナーであり続けるためには、目標を見誤らずに業務推進し続ける意志と、チャレンジする気持ちを持ち続けることが必要です。

私たちアビームの魅力は「人」です。一人ひとりがプロフェッショナルであり、チームを組んで互いに高め合いながら、より大きな成果を上げるという強い意志を持った人が集まっています。
成長したい、もっと大きな視点を持ちたい、新しいことにチャレンジし続けたい、と思っている人には、刺激や影響を受けるたくさんの「人」に出会えることでしょう。

少しでも興味を感じたら、一人でも多くのアビームの社員と会って話をしてください。
一人ひとりが全く違う専門性や個性を持ちながら、楽しく、活き活きと仕事をしている様子を感じていただけると思います。そして、私たちにも、あなたの熱い想いを聞かせてください。

たくさんの機会を活かし、さまざまな人と出会いながら、共に大きく成長して、No.1を目指しましょう。

引用:アビームコンサルティングHP

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでアビームコンサルティングの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、アビームコンサルティングの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

青山学院大学、大阪大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、首都大学東京、上智大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京工業大学大学院、東京大学、東京理科大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学

北京大学、清華大学、復旦大学、高麗大学、延世大学、梨花女子大学、国立台湾大学、ロンドン大学、サセックス大学、ハーバード大学 等

リクナビ2024「アビームコンサルティング 採用情報」

採用人数

職種別の採用人数は以下の通りです。

・コンサルタント職 200名程度

【1】経営コンサルタント

【2】デジタルイノベーションコンサルタント

【3】公共経営コンサルタント

・プランニング&オペレーション職 若干名予定

採用予定学科

〇全学部・全学科

リクナビ2024「アビームコンサルティング 採用情報」

学部・学科を問わず採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

〇コンサルタント職 101~200名

※上記以外でも採用がある可能性があります。

〇プレエントリー候補リスト登録人数 6019名

引用:リクナビ2024「アビームコンサルティング 採用情報」

アビームコンサルティングの採用倍率は約30~60倍と算出出来ます。

これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス


ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。

JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

アビームコンサルティングの新卒採用の選考フロー

エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション → (OB・OG訪問) → 1次面接 → リクルーター面談・人事面談 → 最終面接

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

WEBテストの形式はSPIで、内容は言語・計数・性格です。
SPIは、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。

また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。

また、「大手企業からの逆オファー」「1週間での早期内定」など様々なメリットもあります。

以下の記事では、おすすめの就活エージェントについて、特徴とおすすめ点をまとめています。

こちらの記事を参考にして自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまでアビームコンサルティングの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、アビームコンサルティングから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

なぜアビームコンサルティングでなければならないかを考える

アビームコンサルティングの面接でよく聞かれる質問のひとつに「なぜアビームコンサルティングを選んだのか」というものがあります。

面接官がこの質問で知りたいのは、

「この人は何をやりたいのか」

「それが当社で可能なのか」

「この人の経験が当社でどう活かされるか」

「本当に当社のことを理解しているか」

です。

アビームコンサルティングという企業についてしっかり理解するためには、競合となりやすい企業の他社研究も忘れないようにしましょう。

具体的には、以下のような企業について調べておくことがおすすめです。

・アクセンチュア株式会社

・デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

・PwCコンサルティング合同会社

・EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

また、企業研究だけでなく、業界研究をおこなうことも内定への第一歩です。

業界研究をおこなうことで、業界の強みや弱みを知れるだけでなく、アビームコンサルティングのまだ足りない部分なども見えてくるので、よりアビームコンサルティングについて詳しくなることができます

業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

SPI対策をする

アビームコンサルティングの選考では、SPI試験が課されます。

SPIとはWebテストの1つで、テストセンターで受験する必要があります
「言語」「非言語」「性格」等の分野に分かれ、就活生の人となりや能力を図る目的のために実施されます。

アビームコンサルティングでは、一般的な「言語」「非言語」「性格」に加え、「構造把握」問題が課されます。

こちらは、他の企業での出題が少ないため、しっかり練習して臨む必要があります。

グループディスカッションに慣れておく

アビームの選考では、グループディスカッションが課されるケースが多いです。

4~6人程度のグループに1人の面接官がつきます。20分程度の個人ワークの後、発表・質疑応答に移るという形式です。

グループディスカッションというよりは個人ワークに比重が置かれていますが、人前での発表・質疑応答には慣れておいた方が良いです

他のグループディスカッションを実施する企業の選考をあらかじめ受けておいて、感覚を鳴らしておくのが良いです。

当サイトでも、現役の外資系コンサルタントが実際に就活生時代に行っていたグループディスカッションの対策を解説している記事がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。

その他の気になる情報

アビームコンサルティングの年収

就職活動では、収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

アビームコンサルティング株式会社は非上場企業のため、年収等のデータは開示されていませんが、同じ業界の平均的な年収は1000万円を超えますので、アビームコンサルティングの年収も同等と考えてよいでしょう。

アビームコンサルティングの初任給

アビームコンサルティングの初任給は34万円ほどです。

厚生労働省の調査によると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、アビームコンサルティングの初任給は平均よりも大分高いことが分かります。

アビームコンサルティングの評価

実際にアビームコンサルティングで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

アビームコンサルティングは、高収入であり、成長出来る環境や風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、アビームコンサルティングの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。

以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。

また、ほかの有名コンサルティング会社についてもまとめていますので、ぜひご覧になってください。