【EYストラテジー・アンド・コンサルティングの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
本記事では、EYストラテジー・アンド・コンサルティングの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学についてもまとめており、EYストラテジー・アンド・コンサルティングから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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企業概要
今回は、世界四大会計監査法人グループ(通称Big4)の1つである「EYストラテジー・アンド・コンサルティング(以下 EY)」について解説していきます。
EYは、イギリス・ロンドンに拠点を置き、世界4大会計事務所・総合コンサルティングファーム (Big 4) の一角を占め、世界150ヶ国・700都市に展開しているコンサルティングファームです。
そんなEYの基本情報は以下のようになっております。
社名 | EYストラテジー・アンド・コンサルティング |
本社所在地 | 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー |
代表取締役社長 | 近藤 聡 |
事業内容 | ・ストラテジー・アンド・トランザクション ・コンサルティング |
資本金 | 4億5千万円 |
従業員数 | 2,739名 |
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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を確認するという意味で、就活において重要です。
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経営理念
EYの掲げるAmbition(なりたい姿)は?
引用:EYストラテジー・アンド・コンサルティング 代表メッセージより
“Create Long-term value as the world‘s most trusted, distinctive professional services organization(長期的価値をClient, People, Societyにもたらすことができる、信頼され、独特のプロフェッショナルサービスを提供する組織)”を目指す。
EYの存在意義である、Building a Better Working Worldは、短期間で実現できるものではありません。その存在意義をDriveするために、短期的なValueにFocusするのでなく、Long-Term Value(長期的な価値)を創出することに自分たちのなりたい姿を置いているのです。この点が、まさに、“次の世代に何かを残せているのか?“という自分自身のAgendaとシンクロしたポイントになります。
日本において新しく設立されたEYストラテジー・アンド・コンサルティングを通して、何を目指したいか?
引用:EYストラテジー・アンド・コンサルティング 代表メッセージより
このような特徴を色濃くもつEYですが、比較的歴史の浅いEY Japanは、過去数年の様々な変革を経て、GlobalのEYと同様のステージへの到達にチャレンジしている最中です。
“長期的な価値の創出”を日本から実践する。
グローバルベースで活動を行うお客様、そして、更に広いグローバル社会そしてその一員である日本に対して、よりシームレスに、長期的な価値を創出していくこと。それを日本から実現していきたい。それが、代表を務める自分自身の、EYストラテジー・アンド・コンサルティングを通してのミッションだと考えています。
上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。
EYは、長期的な価値を社会にもたらすことで、信頼を得ていきます。
日本での歴史は比較的浅いものの、長期的な価値を創出していくことで、グローバルのEYに追い付いていこうとしているのです。
将来性
EYは世界四大会計事務所に所属するコンサルティングファーム、いわゆる”Big 4”の一つであり、全世界各地に多くのプロフェッショナルを擁しています。
EYが強いのは会計・監査領域だけでなく、コンサルティング、税務、法務分野にも法人があり、各領域の専門家が緊密に連携し、ワンストップでトータルなサービスを提供しているという強みがあります。
また、コンサルティング業界全体としても市場規模が拡大しており、EYも成長が見込まれます。
背景には、世界が急速に変化してきており、多くの企業が変革が迫られているため、クライアントの課題が増加している事があります。
世界の急激な変化に対応するためには、コンサルティングファームも変化に対応することが求められますが、EYは幅広い領域・地域に専門家を擁しているため、今後も成長を続ける企業となるでしょう。
求めている人物像
私たちコンサルタントは、クライアントの変革に向けた複雑な課題に対し、クライアントともにチームで取り組み、
期待を越えた高いクオリティを追求することが求められます。
そのため、(以下の)基礎的素養・スキルと私たちEYが大切にするカルチャーを共に築いていける人を求めています。基礎的素養・スキル:
論理的思考力
コミュニケーション力
リーダーシップ
協調性カルチャー:
引用:マイナビ2024
People who demonstrate Integrity, Respect, and Teaming
多様性を尊重し、他者をリスペクトし、チームでの成果・アウトプット創出に貢献できる人材
People with Energy, Enthusiasm, and the Courage to lead
自己研鑽を惜しまず、情熱をもって変革に取り組むことが出来る人材
People who build Relationships based on doing the right thing
見識を磨いて自分の意見を持ち、クライアント、社員、社会と繋がって価値を提供できる人材
EYでは、経営理念で紹介した「長期的な価値を社会に提供する」ことに共感する人材を求めているようです。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまでEYの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、EYの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
<大学院>
マイナビ2024
京都大学、慶應義塾大学、東京大学、東京工業大学、名古屋大学、一橋大学、早稲田大学
<大学>
大阪大学、京都大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、東京大学、東京工業大学、東北大学、名古屋大学、一橋大学、早稲田大学
海外大学(UCLA、UCBerkeley、ニューヨーク州立大学、エディンバラ大学、University College London、McGill University、クイーンズランド大学 など)
採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。
しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
2022年 2021年 2020年
—————————————-
男性 114名 74名 36名
女性 29名 46名 25名
引用:マイナビ2024
プレエントリー人数や近年の採用人数を掲載しているところはありませんが、Big4のほかのファームは採用倍率が高く、EYも採用難易度は高いと推測できます。
EYの新卒採用の選考フロー
エントリーシート
↓ES選考・適性検査
↓グループディスカッション
↓面接/ワークショップ
↓内定
引用:EYストラテジー・アンド・コンサルティング新卒採用ページ
選考フロー自体は一般的なものなのですが、4時間にも及ぶグループディスカッションが行われることは特徴的でしょう。
4時間ものグループワークので特に協調性が重視されますが、論理的思考能力もしっかり評価されますので、きちんと対策をしていった方がいいでしょう。
WEBテストの形式はTG-webで、内容は言語・計数・性格です。
TG-webは、SPIや玉手箱よりも難易度が高いためしっかり対策をしましょう。
また、「面接接策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。
また、「大手企業からの逆オファー」や「1週間での早期内定」など様々なメリットもあります。
以下の記事では、おすすめの就活エージェントについて、特徴とおすすめ点をまとめています。
こちらの記事を参考にして自分に合ったサービスに登録してみましょう。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
就活ジョブジョブが最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。
JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
内定獲得のための必須対策
ここまでEYの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、EYから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
なぜEYなのかを答えられるように準備しよう
他企業にも当てはまるような志望動機では「EYじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜコンサル業界なのか」「なぜEYなのか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
EYのPurposeは「Building a better working world」(BBWW)とされています。日本語にすると「より良い社会の構築」となります。この言葉について、EYの新卒採用サイトにおいてパートナーの酒井さんは以下のように語っています。
BBWWの具体的な定義はありません。
しかし、EYSCでは一人ひとりが自分自身のBBWWを常に考えて活動をしています。若いコンサルタントは、とかく自分のことを大きなプロジェクトの歯車の一つと思いがちですが、 EYSCではそうではありません。
EYSCでは、すべてのメンバーがどのような仕事でもBBWWにつながっていると考えるからです。
上記の言葉にもあるように、「若いコンサルタント」が自分の仕事を大きいプロジェクトの歯車の一つと思ってしまうことに対して、「より良い社会を構築している」という意識で仕事に取り組む、という姿勢でいてほしいと読み取れます。
Big4と呼ばれる外資系コンサルティングファームでは、新卒がアサインされる案件が巨大なものであったりするため、プロジェクトの全容が見えてこない場合もあるため、なかなか社会に対しての仕事であることを意識しづらい面があります。
しかしEYではそれを他人事化せず、自らの意識によって課題を考え、自走できる人材を求めていると言えます。
巨大なファームの中にあって、EYでなければいけない理由は上記のようなところに共感できるといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜEYを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がEYで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
グループディスカッションに慣れておく
EYの選考では、グループディスカッションが課されるケースが多いです。
グループワークでは、4~6人程度のグループに1人の面接官がつきます。
4時間にも及ぶグループワークを行い、最後に7分間の発表・質疑応答に移るという形式です。
EYのグループディスカッションでは、協調的にチームで働けるかを問う「チームビルディング能力」が主に評価されます。
もちろん論理的思考力も求められていますが、EYの選考では「チームビルディング能力」が特に求められています。
説明会後のGDと同様に、この選考でもチームビルディング能力を評価された内定者もいることからもEYAが他者を思いやる人材を求めていることがわかります。
当然、アウトプットを作るまでのロジカルな思考力は重要ですが、それ以上に「チームで課題に取り組むこと」を意識して臨みましょう。
グループディスカッションはある程度経験がないと何をすればいいかわからず、選考に落ちてしまうケースが多いです。
ちゃんと事前に練習して起き、グループディスカッション慣れておきましょう。
当サイトでも、現役の外資系コンサルタントが実際に就活生時代に行っていたグループディスカッションの対策を解説している記事がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
求められる人材とマッチするエントリーシートを書く
人気企業で、受ける人の多いEYで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。
ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。
EYは特に経営理念とのマッチを重視しているので、自己分析を行いEYの理念との一致を明確にし、EYの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。
また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
無料で就活コンサルタントにESの添削や面接の対策を依頼することができます。
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また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。
また、「大手企業からの逆オファー」や「1週間での早期内定」など様々なメリットもあります。
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その他の気になる情報
EYの年収
EYの平均年収は公開されていませんが、他の大手外資系コンサルティングファームの平均年収は1000万円を超えているため、EYも同水準の年収と考えて良いでしょう。
EYの初任給年棒
EYの初任給年棒は4,880,400円です。
※みなし残業時間として、月30時間/68,090円を含みます。
※賞与(年2回)を含みます。
EYの評価
実際にEYで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。
待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
EYコンサルティングは、高収入であり、風通しの良く、やりがいを感じられる働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、大和証券の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方にはJOBTVがおススメです。
スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーも来ちゃいます。
以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。