【ADK(アサツーディ・ケイ)の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2021年12月23日

ADK企業ロゴ

本記事では、ADKの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学についてもまとめており、ADKから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

ADK企業概要

ADK(アサツーディ・ケイ)は、日本で有数の歴史をほこる総合広告代理店です。

ADKは、すべての広告媒体を取扱い、企画から制作までを総合的に手掛ける、総合広告代理店と呼ばれる企業です。

最近では、単なる広告代理店としての事業だけでなく、グループとして商品やサービスの認知を高める手段から、消費者の購買やサービス利用などにおけるマーケティング自体を事業として取り入れています。

そんなADKの基本情報は以下のようになっています。

社名株式会社ADKホールディングス
本社所在地 東京都港区虎ノ門1丁目23番1号 虎ノ門ヒルズ森タワー
設立 1956年(昭和31年)3月19日 ※前身である株式会社旭通信社創業
代表取締役社長 植野 伸一
事業内容  マーケティング課題解決の統合的な提案・実施、デジタルおよびマスメディアの
プランニング・バイイング、データドリブンマーケティング等を行う
資本金 1,019億円
従業員数17,077

なお、上記の情報は株式会社マーケティング・ソリューションという、グループは以下の一つの会社のものです。

これ以外にも、株式会社ADKクリエイティブ・ワンというクリエイティブ領域を担う会社や、株式会社ADKエモーションズといアニメ領域を担う会社もあります。

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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を理解するという意味で、就活において重要です。

ぜひご覧ください。

経営理念

ADKの経営理念(グループ行動指針)は以下のようになっています。

①顧客のブランド価値の向上に寄与するとともに、社会の活性化や文化の向上に貢献できる、高水準なコミュニケーション・サービスの提供を目指します。


②健全な企業経営を心掛け、幅広いステークホルダーに配慮し、社会との共存共栄を図りながら、中長期的な視点で継続的な企業価値の向上を図ります。


③役員および従業員の一人ひとりが、「共に知り」「共に語り」「共に働き」「共に決定し」「共に責任を取り」「共に感ずる」“6 togethers”の精神に基づき、創意と工夫に満ちた活気あるコミュニケーション専門家集団を形成し、仕事の質を向上させます。

引用:ADK HP  ADKグループ行動方針

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

以上のように三つありますが、正直、新卒採用で重要なのは①「全員経営」でしょう。

この言葉からは、従業員一人ひとりが経営者としての意識をもつことを推奨されていることが理解できます。

つまり、会社のために献身的に業務をしてくれるひと、またこれに責任を持てるひとという解釈ができます。

そしてなにより、経営者として創造性を欠かさず、高い水準での各取組と目標の実現が要求されているのでしょう。

将来性

イギリスのWPPグループ社と資本提携をすることで、海外的視野もいれているADKは、今後も総合広告代理店界隈での地位は不動のものであると考えられます。

歴史の古い会社であるため、世代交代した際が今後のポイントになってくるとも考えられます。

業界自体、デジタル広告の市場規模が拡大していくため、今度も成長が期待されます。
デジタル広告とは、普段皆さんが触れているスマホやパソコンなどで見ているであろう、各種サービスで出てくる広告のことです。

インターネットの普及により、広告の形も変容しています。

今までの広告媒体は、新聞やテレビCM、チラシなどが主なものでしたが、ネット上で人やお金が動く現代では、デジタル広告の需要はさらに高まっていくものと考えられます。

デジタル広告を専門にした、いわゆる専門広告代理店は問題ありませんが、既存の媒体を主軸としていた大手の総合広告代理店は、この変化に対応しなければ、業界で取り残されるということになってしまいます。

よって広告代理店各社も、この広告の変容に対応していて、ADKも例に漏れていません。

既存のリソースを駆使しながら、新しい広告の形にも対応できているため、将来性は担保されているでしょう。

求めている人物像

違いは、チカラだ。

引用:ADK新卒採用HP

23卒の採用サイトには、上記のメッセージが強調されています。

広告業界は、面白い人が多いことで知られていますが、それは一体なぜでしょう。
私は、他の人と同じことをしていても、魅力的な広告は作ることはできないから、だと考えています。

特に新卒という、ある種のポテンシャル採用の現場では、この人との「違い」は会社としても外せない要素なのでしょう。

人の心を動かす広告を作る人は、他の人とは「違う」何かを持っていて、ADKはこれを求めていると考えられます。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでADKの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、ADKの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

18年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

東京大学、京都大学、大阪大学、北海道大学、東北大学、筑波大学、横浜国立大学、早稲田大学、慶應大学、上智大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、日本大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、近畿大学、京都女子大学、その他

参考:サンデー毎日2018年8月19日号

上記の採用大学の情報は、2018年度のものですが、やはり有名大学が半数以上を占めているようです。有名

採用人数

採用人数は以下のとおりです。

年度人数
23年(予)98名
22年58名
21年36名
参考:マイナビ2024 株式会社ADKホールディングス

ADKの新卒採用の選考フロー

エントリーシート
 ↓

会社説明会
 ↓

面接(個別/グループ)
 ↓

内々定

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

しかし、適性検査については、ADKが独自に作成しているwebテストを受ける必要があります。

ADK ではwebテストとして例年、SPIを実施しているようです(インターンではC-GABだそうです)。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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内定獲得のための必須対策

ここまでADKの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、ADKから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

型にとらわれない書類選考

ADKの選考は独特なことで有名です。「スタメン選考」と名づけられた選考で、最初の壁となるのが書類選考です。

書類選考といっても、他の会社のものと大きく違う部分があります。

それは、一枚の紙で質問に答えるというものです。

もちろんエントリーシートもありますが、この書類選考では「自由」が重要です。

自分を表現、PRするつもりで自由に思いっきり書いてみましょう。
ただ文章を書くだけではよくないとされています
全体としてのビジュアルも考慮しながら書いてみましょう。

SPIの対策をしよう

書類選考とともにwebテストも選考フローの最初に組み込まれています。
他のエントリーした人は殆どこの対策をしていると考えてよいです

ここは当たり前にできるくらいには、十分用意しておきましょう。
SPIはテストセンターと自宅のパソコンの両方で受けることが可能ですが、テストセンターで受験した場合、その成績を1年間他の企業の選考でも使い回すことが許されています。

コスパの良い就活がしたいのであれば、テストセンターでの受験をお勧めします。

SPIは、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

広告の理解を深めておこう

広告業界全体に言えることですが、選考において「広告への愛」が大切になってきます。
高スペックで優秀な人でも、広告に愛がないと、厳しい業務に耐えることができないからです。

広告代理店の仕事はかなりきついことで知られています。
そんな業務を耐えるためには、何より仕事が好きであることが大切になってくるわけで、「広告への愛」が必要になってくるわけです。

もちろん、企業側もそれを理解して、面接でそこを聞いてきます。

選考の過程では、「好きな広告は?」や「好きなCMは?」等の質問でここについて聞いてくるでしょう。

しっかりとした理由をもって、これに対する準備をしておきましょう。

業界研究をおこなうことで、業界の強みや弱みを知れるだけでなく、ADKのまだ足りない部分なども見えてくるので、よりADKについて詳しくなることができます

業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

ADKの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
ADKの年収は平成29年以降、公開されていません。

しかし、平成28年以前では、平成28年757万円、平成27年827年と、広告代理店で業界3位の規模を誇っているだけあり、現在でも高収入でしょう。

ADKの初任給

ADKの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給25万7000円
大学院修士課程卒/ 月給25万7000円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、ADKの初任給は平均より高いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことが窺えます。

ADKの評価

実際にADKで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

ADKは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、ADKの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。