【5分で業界研究】コンサル業界のビジネスモデルや職種まで完全網羅!

2022年2月7日

5分で業界研究「コンサル業界」

就活というのは「正確な情報のインプット」がとても大切です。
本記事を通して、僕の知っている情報をみなさんにお伝えしていきたいと思います。

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今回は、選考時期が早く海外でも活躍できることから毎年就活生から人気のあるコンサル業界について解説していきます。

コンサルと言えば、「エリートで高給」「海外で活躍している」「みんなバリバリ働いている」などといったイメージを持っている方が多いと思います。

しかし、実際にコンサル業界がどんな仕事をしているのかをしっかりと理解するのは難しいですよね。

そこで、本記事では業界研究として、コンサル業界の概要やビジネスモデル、職種について解説するとともに、将来性や年収についても取り上げます。

就職活動において業界研究は必須のものなので、少しでもコンサル業界に興味がある方はぜひ最後までこの記事を読んで参考にしてください。

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コンサル業界とは

コンサルティングとは、よく「医者」と例えられるように、組織が抱える課題を解決し、変革を支援する仕事です。企業や各種団体が抱える様々な経営課題に対して、現状を分析して問題と真因を特定し、解決策を提示し、その実現を支援します。

課題の要素は様々で、コンサルティングの対象範囲も経営戦略や財務会計・業務・システム・組織や人材まで多岐にわたります。

現在の国内コンサルティング業界の市場規模は約8000億円といわれています。

テクノロジーの進化やグローバル化が急激に加速し、それに対応するために企業は急速な対応を求められているため、コンサルティング業界への期待はさらに高まっていくと考えられます。今後市場規模はさらに成長を続け、2025年に1兆2,551億円に達するとみられます。

コンサル業界市場規模
(出典:IDC)

主な企業としては、外資系・戦略コンサルティングファームであるマッキンゼー&カンパニーボストンコンサルティンググループや、Big4と呼ばれるデロイトトーマツコンサルティングPwCコンサルティングKPMGコンサルティングEYストラテジー・アンド・コンサルティング、日本の大手であるアビームコンサルティングベイカレントコンサルティング等があります。
企業名をクリックするとそれぞれの企業の企業研究の記事を見れますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

コンサル業界のビジネスモデル

ここからはコンサル業界のビジネスモデルについて詳しく解説していきます。

ビジネスモデルとは、「会社が利益を生み出すための仕組み」のことです。

コンサルティングは、クライアント企業・組織が抱えている課題に対して、解決策を提案したり、業務のサポートをしたりすることで対価を得る仕事です。ただ、どこまで提案をするか、どこまでサポートをするかというのは案件によって様々で、対価も変わってきます。

提案の幅やサポートの種類の例は以下の通りです。

・ 中期経営計画

・ グループ会社の組織再編

・ 企業全体のコスト削減

・投資対象企業の企業価値測定(デューデリジェンス)

・基幹統合システムの導入・保守運用

・ 新商品のマーケティング

・ 海外への事業拡大 等

クライアント企業はコンサルティングファームに対し、1か月あたり数千万円から数億円もの対価を支払います。ここまで高額な対価を受け取れるコンサルティングファームの強みは一体何なのでしょうか。

①短期間で質の高いアウトプットを出せる

コンサルティングファームは、一般企業のリソースでは実現出来ないほど、短期間で質の高いアウトプットを提供することが出来ます。そのため、M&Aや事業再生案件など、短期間で実施しなければならないプロジェクトにおいて、内部の人材だけでなく外部のコンサルティングファームを頼る必要性が出てくるのです。

②専門的で幅広い知識を有している

コンサルティングファームは、各業界・プロジェクトに対して専門的なノウハウが蓄積されており、クライアント企業だけでは思いつかない対応策や戦略を知っています。先ほども述べたように、世界情勢が激しく変化する中で企業は変革を求められており、こうしたコンサルティングの幅広い専門的な知識が求められているのです。

コンサル業界の将来性

ここまでで、コンサル業界がどういった業界なのか、どうやって収益をあげているのかが分かったと思います。

そこで次に、コンサル業界の将来性について解説していきます。

先ほど述べたように、コンサルティング業界全体は市場規模が拡大しており、各コンサルティングファームも成長が見込まれます。背景には、世界が急速に変化してきており、多くの企業が変革が迫られているため、クライアントの課題が増加し、コンサルの需要が増加している事があります。

世界の急激な変化に対応するためには、コンサルティングファームも変化に対応することが求められており、大手コンサルティングファームのように幅広い領域・地域に専門家を擁しているファームは今後も成長を続ける企業となるでしょう。

職種

ここまでの内容で、皆さんコンサル業界の概要や将来性について理解いただけたと思います。
ここからは、皆さんが行う主な仕事について紹介します。

コンサルティングの仕事は「プロジェクト制」が用いられており、プロジェクト毎にチームが変わるというのが特徴です。

プロジェクト制


クライアントの課題に対して解決のために取り組む期間予算が決められており、その都度プロジェクトチームが組まれます。そのクライアントの課題に対して適切な経験をもったコンサルタントが社内から集められ、プロジェクトのためにチームが組まれるのです。個々のコンサルタントは、社内で受注したいずれかのプロジェクトに配属されて仕事をすることになります。そのため、固定した組織というのが存在せず、プロジェクトごとで働くメンバーも上司も異なるのが一般的です

プロジェクトが終了するとチームは解散し、プロジェクト期間中の上下関係なども解消されます。プロジェクト終了後、次のプロジェクトに配属されるまで、どこのチームにも所蔵しておらず時間が空くことがあります。その間は長期休暇を取ったり、社内研修を受けたり、次のプロジェクトの提案書などの作成を行ったりといった仕事が割り当てられます。そして新しいプロジェクトが決まると、そのプロジェクトに参画するということになります。

年収

最後に、皆さんが気になっているであろう年収について紹介します。

コンサルティングファームは年収を公表していない企業が多く、企業別の平均年収ランキングをご紹介することは出来ませんでした。
しかし、外資系コンサルティングファームや日系大手コンサルティングファームは年収が1,000万円を超えているところが多く、非常に高収入な業界であることは間違いなさそうです。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、コンサル業界のビジネスモデルや将来性、仕事内容について解説しました。

コンサル業界は就活生からも絶大な人気を誇っており、入社難易度は非常に高いです。

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これらの対策に関する記事も書いていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【もう落とされない!】魅力的なガクチカの簡単4ステップ作成術 

また、コンサルティングファームで頻出のケース面接については以下の記事で解説しています。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。

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Posted by paulowmigaki