【KPMGコンサルティングの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!
お互いにWin-Winな関係を築くことができるので、企業側も自社のことをよく知って欲しいのです。
本記事では、KPMGの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。
また、採用フローや採用大学についてもまとめており、KPMGから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。
就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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企業概要
今回は、外資系コンサルティング大手「 KPMGコンサルティング株式会社 (以下KPMG)」について解説していきます。
KPMGコンサルティングは、グローバル規模でのビジネストランスフォーメーション(事業モデルの変革やオペレーションの改善、ITテクノロジーを活用したビジネス改革など)や、リスクマネジメントといったコンサルティングサービスを提供しています。
そんなKPMGの基本情報は以下のようになっています。
社名 | KPMGコンサルティング株式会社 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目9番7号 大手町フィナンシャルシティ サウスタワー |
設立 | 2014年4月 |
代表取締役社長 | 宮原 正弘 |
事業内容 | ・事業変革 ・テクノロジートランスフォーメーション ・リスク&コンプライアンス |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 1,165名 |
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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を確認するという意味で、就活において重要です。
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経営理念
KPMGコンサルティングは、クライアントにさらなる高品質なサービスを提供し、ビジネス面での競争力を強化するため、Inclusion & Diversity(I&D)の推進を重要な経営戦略の1つとして位置付け、取組みを進めています。I&Dを通じて個々の多様な力を結集し、クライアントへの提供価値を高め、私たちに対する信頼を獲得し、社員一人ひとりの意識を高めていきます。
引用:KPMGホームページ
KPMGでは、競争力強化のために、性別や年齢、国籍、人種、職歴、障害の有無など、個性を受容し活かし合う考え方であるI&Dを経営戦略の1つとしています。
社員のI&D意識を高めることで社会的な信頼を高め、価値を高めていくことを目指しているようです。
将来性
KPMGは世界四大会計事務所に所属するコンサルティングファーム、いわゆる”Big 4”の一つであり、全世界各地に多くのプロフェッショナルを擁しています。
KPMGが強いのは会計・監査領域だけでなく、コンサルティング、税務、法務分野にも法人があり、各領域の専門家が緊密に連携し、ワンストップでトータルなサービスを提供しているという強みがあります。
また、コンサルティング業界全体としても市場規模が拡大しており、KPMGも成長が見込まれます。
背景には、世界が急速に変化してきており、多くの企業が変革が迫られているため、クライアントの課題が増加している事があります。
世界の急激な変化に対応するためには、コンサルティングファームも変化に対応することが求められますが、KPMGは幅広い領域・地域に専門家を擁しているため、今後も成長を続ける企業となるでしょう。
求めている人物像
採用ページに求める人物像が具体的に記載されているわけではありませんが、経営理念から求める人物像は読み取れます。
KPMGコンサルティングは、クライアントにさらなる高品質なサービスを提供し、ビジネス面での競争力を強化するため、Inclusion & Diversity(I&D)の推進を重要な経営戦略の1つとして位置付け、取組みを進めています。I&Dを通じて個々の多様な力を結集し、クライアントへの提供価値を高め、私たちに対する信頼を獲得し、社員一人ひとりの意識を高めていきます。
引用:KPMGコンサルティングInclusion & Diversity の目指す姿
経営理念のところでも説明しましたが、KPMGは性別や年齢、国籍、人種、職歴、障害の有無など、個性を受容し活かし合う考え方であるI&Dを経営戦略の1つとしています。
つまり、こうしたI&Dの考え方を持っている人がKPMGに求められている人材と言えます。
就職難易度(採用・選考状況)
ここまでKPMGの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。
続いて本章では、KPMGの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。
採用大学
22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
理系大学院生、理系学部生
文系大学院生、文系学部生
※ 海外大学卒の方も同様
(KPMG新卒採用募集要項(国内大卒・海外大卒))
採用大学を見る限り、大学院・大学の文系理系問わずさまざまな学校から募集しており、学歴フィルターがないことがわかります。
一方で、さまざまな学生がエントリーすることから、自分の色を出していく必要があります。
そのために自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図りましょう。
自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。
当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
採用倍率
〇採用人数:50~60人程度
〇エントリー人数:不明
KPMG新卒採用募集要項(国内大卒・海外大卒)
エントリー人数は開示されていませんが、外資系コンサルティングファームは毎年絶大な人気を誇っており、倍率は決して低くないでしょう。
KPMGの新卒採用の選考フロー
・エントリー
↓
・書類選考
↓
・Webテスト・動画選考
↓
・小論文テスト
↓
・グループディスカッション
↓
・面接(複数回)
↓
・内定
選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストの形式は玉手箱で、内容は言語・計数・性格です。
玉手箱は、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。
また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。
就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。
また、「大手企業からの逆オファー」や「1週間での早期内定」など様々なメリットもあります。
以下の記事では、おすすめの就活エージェントについて、特徴とおすすめ点をまとめています。
こちらの記事を参考にして自分に合ったサービスに登録してみましょう。
うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス
ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。
JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。
内定獲得のための必須対策
ここまでKPMGの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。
続いて本章では、KPMGから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。
なぜKPMGなのかを答えられるように準備しよう
他企業にも当てはまるような志望動機では「KPMGじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。
そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。
志望理由を考える際は「なぜコンサル業界なのか」「なぜKPMGなのか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。
また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。
OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜKPMGを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がKPMGで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。
しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。
「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
ケース面接対策をしよう
コンサルティング企業の選考で高確率で採用されているのが、この「ケース面接」です。KPMGコンサルティングではグループ形式でケース面接が取り入れられており、万全の準備が必要です。
ケース面接とは、ある経営課題があたえられ、それに対する解決策を20~30分程度で考え、面接官に向けて発表するというものです。
与えられたお題を短時間で詳しく分析したうえで、論理的なプロセスを踏んで解決策を提示する必要があります。
ケース面接とは何かわからないというかたのために【外資コンサルタントが語る】ケース面接対策を用意してあります。
「ケース面接の流れ」「評価基準」「頻出の問題の例とその対策方法」について、現役の外資系コンサルタントが、一から丁寧に解説しています。
グループディスカッションで結果を残せるように準備しよう
KPMGの選考では、ケース面接形式のグループディスカッションが課されます。
グループディスカッションの内容は、お題が与えられ、決められた時間内で結論を出し、グループで発表するという一般的なものです。
他企業のグループディスカッションで主体性や積極性、そして論理性等を鍛えて置かないと、KPMGのグループディスカッションを突破するのは厳しいでしょう。
しっかり練習をしてから臨みましょう。
当サイトでも、現役の外資系コンサルタントが実際に就活生時代に行っていたグループディスカッションの対策を解説している記事がありますので、ぜひ読んでみてくださいね。
その他の気になる情報
KPMGの年収
就職活動では、収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。
KPMGの平均年収は公開されていませんが、他の大手外資系コンサルティングファームの平均年収は1000万円を超えているため、KPMGコンサルティングも同水準の年収と考えて良いでしょう。
KPMGの初任給
KPMGの初任給は以下の通りです。
学卒/ 月給39万1840円
※固定残業手当(50時間分)11万4080円を含む。
院卒/月給40万8430円
※固定残表手当(50時間分)11万8910円を含む。
初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。
KPMGの評価
実際にKPMGで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。
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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。
KPMGは、一年目から責任感のある仕事を任せられ、高収入であることもあり、働きやすい環境が整っていると言えます。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、KPMGの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。
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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
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