【人事が語る】24卒の就活がやばい3つの理由と対策
僕は就活時にBIG4・大手金融・メガベンチャーを含む30社以上の大手企業から内定を獲得し、今は新卒採用サービスの運営や人事に関する仕事をしています。
今回は24卒の就活がやばいと言われる理由と、それに対する対策を記していこうと思います。
私も就活生の際、「自分の代の就活はやばいのでは・・・」と不安になりましたが、しっかりその理由と対策を意識することによって、無事に内定を取ることができました。
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なので、24卒のみなさんも不安にならずに、以下の理由を理解した上で対策を行なって、就活を順調に進めていきましょう!
早期選考化している
まず24卒の就活がやばい一つ目の理由は、「就活が早期選考化している」からです。
すなわち、「就活に早期から着手している学生の数」が増加していると言うことになります。
なので、例年通りの対策を進めていると、それだけで少し遅れをとることになってしまうかもしれないと言うことです。
同じように、「自分の就活はやばいのかも…」と焦る学生が増えていると言うことにもなります。
以下、22卒の学生時点のデータを持ってきても、同時期に就活サイトに登録する学生の数は160%とかなり増えていると言うことです。
就活生の動きだしが早くなっていて、その分競争が激しくなっていると予想されます。
24卒に関してはこの傾向が継続すると思われますので、より一層競争が激化するでしょう。
大学生向けの長期実践型インターンシップ求人サイト「キャリアバイト」を運営するアイタンクジャパン社長の藤原義人氏は、「22年卒学生は、2年生の10月~12月時点での登録数が、21年卒学生と比べて160%となっている。3年生の4、5月からのインターンを見据えていたようで、これは21年卒学生より半年ほど早い登録スピード」と話す。
DIAMOND ONLINE22年卒学生の就活が「超早期化」し始めている2つの理由
しかし、焦る必要はありません。そもそもこの記事を読んでいる皆さんは、しっかり危機感を持てている時点でかなり早い着手ができると思います。
本当に「やばい状態」なのは「危機感を持っていない層」です。
自分のやるべきことを明確にし、しっかり対策をしていくことによって内定を勝ち取ることができます。
就活のオンライン化が進んでいる=1企業に対する応募数が増加
二つ目の24卒の就活がやばい理由は、就活のオンライン化です。コロナウイルスの影響によって就活フローのオンライン化が進み、今では多くの企業がオンラインによる選考を実施するようになりました。
現在では、企業側もオンラインによる選考の方法やコツを掴み、多くの就活生からのエントリーを捌けるようになっているので、コロナが広まった当初よりも、選考の受付キャパは大きくなっていると予測できます。
以下のデータは、通常の就活生が目に着きやすい規模の大きな企業ほどオンライン選考を実施しており、人気の企業がさらに人気になっている状態です。
このような状態になると、これまで直接の選考に来ることができなかった地方の就活生が選考に参加したり、同じ期間でも多く選考が受けられるようになっくるので、実質、人気企業の倍率はさらに上がっているでしょう。
実質の就活生の数は増えてはいませんが、人気の一企業に対する就活生の数は増えていると言えるでしょう。
しかし当然皆さんが受けられる企業の数も増えているわけですから、焦らないで対策しましょう。
就活サービスや就活コミュニティが増加している=就活生の質が上がっている
コロナ発生以後、オンラインを主戦場とした就活に移り変わったため、就活サービスや就活コミュニティの主戦場もオンラインへと移っていきました。
以下は新卒就活サービスのカオスマップですが、一覧にするとかなりの数があります。
それ以外にも法人化しないまでも、オンライン(主にSNSなど)によって、支援活動を行う団体もかなり増えてきており、就活生が利用できるサービスや攻略手段などはかなり増えている状態です。
結果として、就活の情報が色々な就活生まで行き届いており、以前に比べて就活生の「質」の面も向上していると言えます。
ESの添削や自己分析であれば、スカウト型のサービスであるofferboxなどを利用することによってクオリティを上げられますし、企業分析や面談対策であれば就活エージェントなどを利用することによって、より効果的な対策を進めることができるようになります。
私は新卒就活サービスの運営・開発を担当していたのですが、実際近年になって就活サービスに参入する企業は増えており、さまざまな就活生が自分に合ったサービスを見つけ、サポートを受けながら就活を進めている状態です。
つまり、皆さんも自分に合った就活サービスを見つけ、正しく利用していくことが重要となります。
今から始めるべき対策
まずは、自分の課題を特定することからです。
上記で述べた理由は「外部要因」がほとんどであり、自らコントロールすることが出来ない要因です。
なので、まずは「内部要因」に目を向けていきましょう。
変えられないことに目を向けるのは時間の無駄となってしまい、結果的には損をしてしまいます。
ESが中々通らないと言う方は、ESの添削や、自己分析から見直してみましょう。
また、面接が課題の場合は就活エージェントとの面談で、フィードバックをもらいながら進めるなどがいいでしょう。
現在の就活エージェントでおすすめなのは、JobSpringです。
JobSpringはプロのカウンセラーが学生の面接対策やキャリア相談、さらには企業への推薦などを行ってくれるため、「就活のフロー」を一貫してプロのクオリティで体験することが出来ます。今の23卒の皆さんは一度体験してみて損はないでしょう。
そして、何より大切なのは「周りの進行度を気にしない」と言うことです。
日本の就活生は、周りを気にするあまりに不要に焦り、適切な課題設定ができないままに失敗してしまう傾向があります。
また、その逆に自分の内定を成功と勘違いして周囲にひけらかしてしまう場合もあります。
そういった周りのノイズを気にせず、自分の志望企業群の選考締切を基準としてスケジュールを組んでいきましょう。
最後に
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
今回は、24卒の就活がやばいと言われている理由について語っていきました。
本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。
皆さんの就職活動を応援しております。