【オリックスの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年2月10日

ORIX企業ロゴ

本記事では、オリックスの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、オリックスから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、独立系リース事業の先駆け「オリックス株式会社(以下 オリックス)」についてご紹介します。

リース業界の国内首位に位置しているオリックスは、銀行業、保険業など主に金融方面への多角化をおこなっています。

総合リース企業から、銀行業、保険業だけでなく、資産運用などにも展開しており総合金融会社となっています。

M&Aにも積極的であり資産運用企業や生命保険企業を買収しています。

また、近年は環境エネルギー事業や空港運用事業にも多角化経営をおこなっています。

そんなオリックスの基本情報は以下のようになっています。

社名オリックス株式会社
本社所在地 東京本社
〒105-5135
東京都港区浜松町二丁目4番1号 世界貿易センタービル南館

大阪本社
〒550-0005
大阪市西区西本町一丁目4番1号 オリックス本町ビル
設立1964年4月
代表者井上 亮
事業内容  多角的金融サービス業
資本金 3,117,654百万円
従業員数33,139名
参考:オリックスHP 企業概要

経営理念

オリックスは、たえず市場の要請を先取りし、先進的・国際的な金融サービス事業を通じて、新しい価値と環境の創造を目指し、社会に貢献してまいります。

引用:オリックスHP 企業理念

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

絶えず変化するニーズに対して、予測し先取りすることで対応していくというものです。

そして、対応するサービスに付加価値をつけ、社会の発展に寄与するということです。

将来性

経営理念にもあるように、リース事業から始まったオリックスは、世の中のニーズに対応しながら隣接分野へと様々な事業へ展開しています。

今、注力している6つの事業は、「法人向け金融事業」「不動産関連事業」「環境エネルギー事業」「事業投資・コンセッション事業」「輸送機器・海外事業」「コーポレート部門」となっています。

その中でも注目したい事業が2つあります。

1つ目が、「不動産関連事業」です。

2022年3月期第3四半期 決算説明会資料によると、累計利益は279億円もあります。

前年と比べると、113億円も増えています。

好調の原因は、物流施設などのコロナ禍により需要が急増した施設の開発や売却をおこなったっことにあります。

2つ目が、「環境エネルギー事業」です。

こちらも上記の資料によると、184億円もの利益を上げています。

前年比は+14億円ほどしか増えていませんが、海外企業の買収により、環境エネルギーセグメント自体の資産は増加しています。

また、海外の環境エネルギー企業を買収し今後の増益が見込まれます。

上記の2つ事業のように、世界全体のニーズにいち早く対応し、順調に利益を上げているオリックスは将来も安泰でしょう。

求めている人物像

“Creativity”
~絶えず新たなビジネスを自ら創り出す人材~

“Challenge”

~「高い専門性」を身につけ、「チャレンジ」し続けられる人材~

“Team Play”

~多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる人材~

引用:オリックスHP 採用情報

変化し続けるニーズに対応するオリックスでは、『主体的に新たなことを考え、挑戦することのできる人材』が求められています。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでオリックスの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、オリックスの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

【文系】
東京大学、京都大学、大阪大学、神戸大学、一橋大学、筑波大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学、東京外国語大学、横浜国立大学、千葉大学、都立大学、大阪市立大学、学習院大学、明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学、広島大学、和歌山大学、茨城大学、新潟大学、福岡県立大学、長崎大学、日本女子大学、東京女子大学、同志社女子大学、成城大学、明治大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、南山大学、近畿大学、國學院大学、立教大学、武庫川女子大学、武蔵大学、神奈川大学、札幌大学、星槎道都大学、中京大学、天理大学、獨協大学、奈良学園大学、長崎外国語大学、福岡大学、長崎純心大学、活水大学、中村学園大学、鎮西学院大学

【理系】
京都大学院、名古屋大学院、九州大学院、名古屋工業大学院、東京大学、京都大学、神戸大学、東京工業大学、都立大学、東京理科大学、明治大学、学習院大学、同志社大学、千歳科学技術大学、広島大学

参考:就職四季報2024版

採用人数

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年111名133名5名3名
21年88名105名1名2名
22年107名85名4名0名
23年120名147名8名3名
参考:就職四季報2024年版

なお、総合職の男女別採用人数は以下のとおりです。

年度合計
20年252名116名136名
21年196名89名107名
22年196名111名85名
23年201名118名83名
参考:就職四季報2024版

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。
(地名の横の数字は人数)

【総合職】
首都圏77、近畿圏16、地域圏22、研修中のため未定34

【技術職】
首都圏3

参考:就職四季報2024年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
(部署名の横の数字は人数)

【総合職】
営業104、管理部門11、研修中のため未定34

【技術職】
技術3

参考: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス


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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

オリックスの新卒採用の選考フロー

ES

Web適性検査

筆記テスト


複数回面接(対面またはオンライン)

内定

参考:就職四季報2023版

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。
WEBテストは例年玉手箱が採用されていると考えられます。

玉手箱は、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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内定獲得のための必須対策

ここまでオリックスの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、オリックスから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

企業・業界研究を入念におこなう

オリックスは、将来性のところにも書いたように非常に幅広い多角化経営をおこなっています。

志望する企業の公開されている情報に知らないことがあるのは、落ちる一因となってしまいます。

最低でも、自分の志望する事業部については公式HPにあるIR資料を読み込んで、他の志望者よりも詳しくなっておきましょう。

また、企業研究だけでなく、業界研究をおこなうことも内定への第一歩です。

業界研究をおこなうことで、業界の強みや弱みを知れるだけでなく、オリックスのまだ足りない部分なども見えてくるので、よりオリックスについて詳しくなることができます

業界研究のやり方について、全くわからない人でも簡単4ステップで完璧な業界研究ができるようになる記事を書いています。

気になる方はぜひ読んでみてください。

オリックスでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜリース業界なのか」「なぜオリックスなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜオリックスを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がオリックスで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いオリックスで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、オリックスの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

オリックスでは、『主体的に新たなことを考え、挑戦することのできる人材』が求められています。

アルバイトやサークル、インターンなどで主体的に物事を考え、挑戦したエピソードがあると尚良いでしょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

オリックスの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は858万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和2年858万円
令和元年871万円
平成30年880万円

オリックスの初任給

オリックスの初任給(全国型)は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給24万円

大学院修士課程卒/ 月給27万円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、オリックスの初任給はやや高いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

オリックスの評価

実際にオリックスで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

オリックスは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、オリックスの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

また選考に向けて、「企業や採用情報を効率的に知りたい!」「オンライン選考の練習をしたい!」といった方には、JOBTVがオススメです。

スキマ時間に動画で情報収集できたり、オンライン選考は練習しているだけで、企業からの逆オファーもきちゃいます。

以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。