【NTT東日本の就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年2月11日

NTT東日本企業ロゴ

本記事では、NTT東日本の経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、NTT東日本から内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、光回線事業において西日本と併せて全国シェア7割を誇る、「東日本電信電話株式会社(以下 NTT東日本)」についてご紹介します。

企業の規模、従業員人数、そして採用人数全てにおいて大きなNTT東日本は、光通信の卸を開始し目下の営業駅は最高を更新しています。

そんなNTT東日本の基本情報は以下のようになっています。

社名東日本電信電話株式会社
(英文名称:NIPPON TELEGRAPH AND TELEPHONE EAST CORPORATION)
本社所在地 東京都新宿区西新宿3-19-2
創業1999年7月1日
代表取締役社長井上 福造
事業内容  東日本地域※1における地域電気通信業務※2及びこれに附帯する業務、
目的達成業務、活用業務
※1北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、
山梨県及び長野県
※2県内通話に係る電話、専用、総合デジタル通信などの電気通信サービス
資本金 3,350億円
従業員数社員数 4,950人(2023年3月31日現在)

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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を理解するという意味で、就活において重要です。

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経営理念

人と通信で地域をつなぐ会社

引用:NTT東日本

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

NTT東日本は、NTTグループの固定系通信のインフラを東日本ほぼ全域で寡占しているほどの、ネットがライフラインとなっている現代ではまさに「欠かせない存在」です。

そんな日本の通信を支えるNTT東日本ですが、同社は変化する社会において多様化する地域の課題解決に焦点を当てています。

ICTを用いて、地域課題の解決や新しい価値創造に向けて事業を展開することによって、NTT東日本は既存の市場に停滞することを避け、新たな挑戦を続けることが可能です。

人と通信で地域をつなぐことで、地域住民や地域企業、そして通信を供給するNTT東日本自身も恩恵を受けることができるという、好循環な社会を目指していることが理解できますね。

将来性

通信産業で日本を支えているNTT東日本の将来性を考えていきましょう。

通信業界の商材は、大きく「固定系」と「移動系」の2つに分類されます。
NTT東日本が扱う領域は「固定系」の通信です。

「移動系」とは、携帯電話やPHSなどの機器周辺の領域であり、NTTドコモやソフトバンク、KDDIなどがメインで扱っているものです。

そして、NTT東日本は固定系通信の市場において、圧倒的な国内シェアを誇っています。
今現在みなさんが利用しているであろう「光」において、NTT西日本と合算して、サービスでのシェアは70%、設備ベースでは78%と、競合と圧倒的な差をつけています

また、平成27年から他企業に対しても「光」を卸しているため、実施的には固定系通信市場を独占しています。

つまり、極論を言いますと、日本が光を使用しなくなるまでは、NTTという企業は生き残り続けることが可能です。

しかし、通信業界として見ると、技術革新に伴って、市場自体の構造が激しく変動しています。

動きが激しいということは、これに対応する会社としての機動力が重要となります。
5GやIoTにまつわる各種サービスをいち早く実装し浸透させるかといったところで、通信業界ではスピード感という側面は重要です。

そして、NTT東日本に限らす、NTTグループ全体として機動力という面では疑問符がつきます。

安定の代名詞としても有名なNTTグループは、今後の技術革新と市場の需要を正確に捉え、これにいち早く対応する必要があります。

求めている人物像

「変えること」を楽しみ、
情熱を意志を持って行動できる人

引用:NTT東日本新卒採用サイト「求める人物像

上記の人物像はどのように解釈できるでしょうか。

まず、「変えること」について、これはIoTを活用することが当たり前になりつつある社会にあって、NTT東日本はこれの基盤を構築する役割を持っています。

そして、IoTは社会や生活を大きく刷新する、「変える」可能性を持っています。

つまり、この基盤を構築するNTT東日本の社員は、まず率先して「変えること」を実践すべしとなるわけです。

また、「変えること」には様々な素養が必要です。
キーワードとして挙げるのならば「主体性」「変化を恐れない」「創造性」といったところでしょう。

そして、後半部分について、これはかなりまとめられていますが、キーワードとしておこすのならば
最後までやり抜く力」や「バイタリティ」のある人物となるでしょう。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでNTT東日本の経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、NTT東日本の採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

22年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

【文系】
早大 慶大 東北大中 大明大 立教大 上智大 東大 法政大 学習院大 北大 立命 館大 青学大 京大 同大 新潟大 阪大 福島大 東理大 高崎経大 横浜市大 武蔵野美大 東洋大 関西学大 千葉大明 学大 日女大 小樽商大 日大一橋大 武蔵大 *計31校
【理系】
東理大 芝工大 東北大 阪大 筑波大 北大 立命館大 新潟大 千葉大 慶大 広島大 成蹊大 電通大 法政大 明大 お茶女大 横国大 京大 埼玉大 上智大 青学大 早大 中大 東大 東京農工大 名工大 名大 岩手県大 岩手大 金沢大 九大 信州大 神奈川大 聖心女大 千葉工大 長崎大 東工大 東京電機大 都立大 同大 奈良先端科技院大 日女大 富山大 立教大 計44校

参考:就職四季報2024年版

採用人数

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年136名74名83名15名
21年130名52名89名10名
22年92名50名85名14名
23年
参考:就職四季報2024年版

なお、総合職の男女別採用人数は以下のとおりです。

年度合計
20年320名288名92名
21年293名225名69名
22年253名184名69名
23年250名
参考:就職四季報2024年版

採用予定学科

全学部・全学科

引用:リクナビ2024「NTT東日本:前年の採用データ」

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

【総合職】
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野

【技術】
北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、山梨、長野

参考:就職四季報2024年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

【総合職】
コンサルティング営業、システムエンジニア、アカウント営業、テレアドバイザー、マーケティング、協業ビジネス推進、コーポレートスタッフ

【技術職】
ネットワークプランニング、サービスマネジメント、システムエンジニア、デジタルストラテジー

参考: 就職四季報2024年版

一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

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NTT東日本の新卒採用の選考フロー

説明会・セミナー

エントリーシート・WEBテスト

1次面接

リクルーター面談・人事面談

2次面接

最終面接

内定

NTT東日本は選考フローを明記していないため、上記の選考フローはあくまで一例であることをご了承ください。

選考フローの中には、リクルーター面談・人事面談があります。
ここについては、選考対策で後述します

WEBテストは例年玉手箱が採用されているようです。

玉手箱は、多くの企業で採用されているWEBテストなので、しっかりと準備しておくことが大切です。

また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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内定獲得のための必須対策

ここまでNTT東日本の採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、NTT東日本から内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

面接・面談でのフィードバックを大切にしよう

選考フローごとに整理していきます。

まず、一次面接ですがここではかなりオーソドックスな質問が用意されているようです。
事前にしっかりとした志望動機、ガクチカを用意して臨めば問題はないでしょう。

もし、逆質問の時間が設けられているのであれば、積極的にフィードバックをもらいましょう。

ここでもらえたフィードバックを活かして、次選考の面談に臨みましょう。

そして、リクルーター面談です。
これは、「面談」と称されてはいますが、二次面接に内容が引き継がれることが予想されます。
間違っても、志望度が低いと映らないようにしましょう

ここで、一次面接でもらったフィードバックから修正が入っていることをアピールすることで、同時に志望度のアピールにつながります

正直に「前回の面接で〇〇というフィードバックをいただいたのですが、改善はされているでしょうか」と聞いて見るのも良いでしょう。

以降の二次面接でも同様に、フィードバックを貰えるようであれば積極的にもらっていきましょう。

フィードバックはあなたに対する面接官の評価であり、次の面接官にまで引き継がれているはずです。

つまり、フィードバックに対しての意識があることをアピールことで、あなたの「課題解決能力」や「志望度の高さ」が伝わるということになります。

「NTT東日本で成し遂げたいこと」を明確にする

NTT東日本は志望動機だけでなく、実際に入社した際あなたが「成し遂げたいこと」が重視されているようです。

NTT東日本に限らず、「成し遂げたいこと」を考える際はまず
「業界>企業>企業でやりたい仕事」というように、段階を付けてそれぞれを考えていくことを推奨します。

まず「なぜ通信業界を志望するのか」については、業界についての知見がどこまであるかを聞くことで、志望度を図っているとされています。

通信業界がどのようなビジネスモデルで、どのような職種があり、その職種でどのような素養が必要なのか、などを整理すると良いでしょう。

そして「なぜNTT東日本を志望するのか」については、競合との比較をしていくことを推奨します。

特に、NTT東日本の場合は親会社の「NTTグループの中で、どの領域を担っているのか」を明確にしていくと良いでしょう。

競合であるKDDIやソフトバンクと比較して、同じ階層にNTTグループがあり、その中でNTT東日本は固定系を扱っています。

つまり、NTT東日本が通信事業のどこの領域を扱っており、どのようなビジネスモデルをとっているのか、を明確にすることが求められます。

光については、NTTは寡占状態にあり、競合に対してこれを卸すということもしています。

かなり、競合とは異なる立ち位置、ビジネスモデルであるということに留意しましょう

最後の「NTT東日本でやりたいこと」ですが、これは先ほどのNTT東日本の志望理由と密接に絡んできます。

「NTT東日本でなくともやれること」と面接官に映ってしまわないような、自分の経験などに基づいた理由を準備すると良いでしょう。

また、大きなビジョンを語るのも良いかもしれませんが、実務ベースでのやりたいことも考えておくと良いでしょう。

実務、職種などを明確に理解をするためには、会社説明会やOB訪問をすることをオススメします。

面接官からすれば、NTT東日本の中の職種や業務の理解度が高く見えますし、この理解度は同時に志望度の高さのアピールにもなります。

以上のように、志望理由を準備することにより、エントリーシートや面接では優位に働くでしょう。

エントリーシートでは、直接的に「業界の志望理由」や「NTT東日本の志望理由」という題目で聞かれていなくとも、これらを知るための質問が問われます。

それぞれの質問が、志望理由のどの階層に対する質問なのかを読み解き、整理したものをぶつけていきましょう。

OB訪問についてはどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いNTT東日本で内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、NTT東日本の求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

NTT東日本では、「主体性」、「変化を恐れない」、「創造性」、「最後までやり切る力」、「バイタリティ」のある人物が求められています。

アルバイトや研究室、インターンなどで主体的に物事に取り組み、周りをまきこんだエピソードがあると尚良いでしょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

NTT東日本の年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は930万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和4年911万円
令和3年
令和2年930万円
令和元年922.2万円
平成30年911.4万円

NTT東日本の初任給

NTT東日本の初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給22万1600円
大学院修士課程卒/月給24万6520円
大学院博士課程卒/月給29万6410円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、NTT東日本の初任給は平均よりやや低いと言えます。

しかし初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

NTT東日本の評価

実際にNTT東日本で働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

NTT東日本は、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、NTT東日本の経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。