【ソフトバンクの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年1月27日

ソフトバンク企業ロゴ

本記事では、ソフトバンクの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学についてもまとめており、ソフトバンクから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

ソフトバンク企業概要

今回は、日本でも有数の大手電気通信会社です。ソフトバンクグループの子会社で、その中核を成しています。

モバイル事業では、携帯回線契約国内3位であり、「ソフトバンクモバイル」とやや安価な「ワイモバイル」の双方を軸にしています。

また、モバイル事業以外にも「ペイペイ」に注力し、モバイル事業で獲得したリソースを活用した事業も展開しています。

そんなソフトバンクの基本情報は以下のようになっています。

社名ソフトバンク株式会社
(英文社名)SoftBank Corp.
本社所在地 東京都港区海岸一丁目7番1号
設立 1986年(昭和61年)12月9日
社長執行役員 宮川 潤一
事業内容  移動通信サービスの提供
携帯端末の販売
固定通信サービスの提供
インターネット接続サービスの提供
資本金 204,309百万円(2021年3月31日現在)
従業員数単体:18,173人(2021年3月31日現在)
連結:47,313人(2021年3月31日現在)

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業界のビジネスモデルや将来性を確認することは、企業自体の競合比較の中での優位性を理解するという意味で、就活において重要です。

ぜひご覧ください。

経営理念

情報革命で人々を幸せに

引用:ソフトバンク「理念・ビジョン・戦略

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

情報革命と言われる1995年以降のITの急速な発展により、社会や人の生活は大きく様変わりしました。

そして、ソフトバンクはグループ全体を通じて、創業から現在までこの情報革命を、世の中に流布するパイプとしての役割を果たし、貢献しています。

創業からこれからも、「情報革命」つまりITの力を通じて社会に貢献する企業であり続けるという、理念であると理解できます。

将来性

ソフトバンクの将来性を確認するために、現在のモバイル市場と同社の立ち位置を知っておきましょう。

結論から言いますと、通信市場は競争が激化しており、ソフトバンクがこの市場を席巻することは困難です。

理由はCMが印象的で、一度は耳にしたことがあるだろう楽天モバイルの存在です。

ただえさえ飽和状態であった市場に、新規でかつ料金体系が既存のものよりも廉価であるプランを提示し介入していきました。

また、国内では最大手のNTTドコモと業界売上2位であるKDDIと楽天モバイルで顧客を持ちあっており、これ以上の成長領域は、現状ほとんどないと見てよいでしょう。

では、ソフトバンクは今後どのなっていくのでしょうか。
ソフトバンクは通信事業以外の、「ヘルスケア」「スマートシティ」「キャッシュレス」「モビリティ」などの領域に参入していきます。

このことを同社は、従来の事業で培ったマーケティングやリモートツール、携帯・固定電話事業を持って、「企業や自治体に対してのトータルソリューション」を生み出す会社を目指すとしています。

少々分かりづらいので言い換えますと、通信事業で社会に貢献し成長してきた現在までとは異なり、今度は企業のDX化、ひいては社会のDX化に貢献していくということです。

このDX化の詳細として、先に挙げた「ヘルスケア」などがあるというイメージです。

これらのDX化事業を可能にする根拠として、ソフトバンクが持つ顧客基盤があります。

モバイル事業だけでなく、ペイペイ、そしてYahoo!ジャパン、LINEユーザーなど、多くの顧客接点を持つソフトバンクは、多くの顧客のデータを有しています。

このデータを駆使し、企業や社会のDX化を可能にするでしょう。

求めている人物像

ソフトバンクの変化を楽しみ、
何事もチャンスと捉え挑戦する人

引用:ソフトバンク新卒採用「求める人物像と人事からのメッセージ

将来性でも確認した通り、ソフトバンクは通信事業以外にも多くの事業を開拓しています。

そんなソフトバンクの将来を担う社員には、「挑戦心を持った人」が求められています。

また、会社内部の変化は今後さらに大きくなることが予想されます。

その社員は、今まで経験したことのない仕事をする機会があるかも知れません。
未経験に飛び込むということは、失敗の可能性があり、怖いと感じる人もいるかも知れません。

しかし、これを「チャンス」と捉えることができる人に可能性を感じているのでしょう。

キーワードとしてまとめるのであれば「挑戦心」、「主体性」のある人が求められているのでしょう。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでソフトバンクの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、ソフトバンクの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学名の横にある数字は採用人数です)

【大学院】
会津大学大学院・茨城大学大学院・大阪大学大学院・大阪府立大学大学院・岡山大学大学院・京都大学大学院・熊本大学大学院・慶應義塾大学大学院・静岡大学大学院・芝浦工業大学大学院・首都大学東京大学院・信州大学大学院・創価大学大学院・千葉大学大学院・中央大学大学院・電気通信大学大学院・東京大学大学院・東京工科大学大学院・東京工業大学大学院・東京都市大学大学院・東京理科大学大学院・東北大学大学院・豊橋技術科学大学大学院・名古屋大学大学院・新潟大学大学院・法政大学大学院・北海道大学大学院・三重大学大学院・明治大学大学院・横浜国立大学大学院・立教大学大学院・立命館大学大学院・早稲田大学大学院・他大学院
【大学】
青山学院大学・大分大学・大阪大学・大阪市立大学・大谷大学・大妻女子大学・小樽商科大学・お茶の水女子大学・学習院女子大学・金沢大学・関西大学・関西外国語大学・関西学院大学・関東学院大学・北九州市立大学・九州大学・京都大学・京都女子大学・近畿大学・熊本大学・慶應義塾大学・高知大学・高知工科大学・神戸大学・神戸国際大学・神戸女学院大学・神戸女子大学・公立はこだて未来大学・国士舘大学・国立音楽大学・駒澤大学・産業能率大学・滋賀大学・滋賀県立大学・首都大学東京・上智大学・成蹊大学・成城大学・聖心女子大学・清泉女子大学・専修大学・大正大学・大東文化大学・多摩大学・千葉大学・中央大学・中京大学・筑波大学・筑波技術大学・帝京大学・東海大学・東京大学・東京外国語大学・東京学芸大学・東京経済大学・東京工科大学・東京女子大学・東京理科大学・同志社大学・東洋大学・徳島大学・獨協大学・長崎大学・名古屋大学・名古屋工業大学・名古屋商科大学・奈良先端科学技術大学院大学・南山大学・西九州大学・日本大学・日本女子大学・日本赤十字広島看護大学・一橋大学・福島大学・藤女子大学・平安女学院大学・法政大学・北海道大学・北海学園大学・松山大学・宮城大学・武蔵大学・明治大学・明治学院大学・目白大学・横浜市立大学・横浜国立大学・立教大学・立命館アジア太平洋大学・立命館大学・和歌山大学・早稲田大学・他大学

参考:リクナビ2024 「ソフトバンク 採用実績」

採用人数

また、男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年214名86名239名18名
21年151名75名192名13名
22年183名134名230名33名
23年
参考:就職四季報2024年版

採用予定学科

法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用:リクナビ2024「ソフトバンク:採用情報」

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

ソフトバンクの新卒採用の選考フロー

プレエントリー

履歴書情報登録・エントリーシート・適性検査

面接など(複数回)

内定

ソフトバンク新卒採用サイト「応募・選考フロー

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

WEBテストの形式はSPIです。ボーダーはそこまで高くないとされていますので、落ち着いて解きましょう。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス


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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

内定獲得のための必須対策

ここまでソフトバンクの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、ソフトバンクから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

ソフトバンクバリューを取り入れよう

ソフトバンクでは、グループ内で重視している行動指針があります。
それが「ソフトバンクバリュー」です。

内容は「No.1」「挑戦」「逆算」「スピード」「執念」です。

事業環境が激しく変動する通信業界において、ソフトバンクが過去の経験から大切だとしてきた要素がこの5つということで間違い無いでしょう。

「No.1」とは、常に貪欲に成長ができているか、向上心や目標を持って行動しているか、という切り分け方が可能です。

「逆算」とは、目標持ち、これから逆算して今自分がすべきことを明確にできているか、という捉え方が良いでしょう。

他の3つについては、割と直接的に意味が表現されていますので、割愛します。

つまり、先ほどの求める人物像に付加して、エントリーシートや面接ではこの5つのバリューが含まれているか、また、それがアピールできる内容になっているか、は重要なポイントになるでしょう。

面接対策などをする際には、自分で評価項目としてこの5つを設定することをお勧めします。

客観的に、これらの項目がバランスよく表現できているエピソードであるか、が確認することができると思います。

ソフトバンクでなければダメだという明確な志望理由を示そう

ソフトバンクのエントリーシートから面接まで、かなり聞かれる項目が志望動機です。

大手電気通信企業と言われる、ソフトバンク、KDDI、ドコモは軒並みこの志望動機を重要視しています。

理由は、業界として事業が競合と似てしまうためです。皆さんは、各社の違いを明確に整理できていますでしょうか?

ソフトバンクに限らず、志望動機を作成する際はまず「業界>企業>企業でやりたい仕事」というように、段階を付けてそれぞれを考えていくことを推奨します。

まず「なぜ通信業界を志望するのか」については、業界についての知見がどこまであるかを聞くことで、志望度を図っているとされています。

通信業界がどのようなビジネスモデルで、どのような職種があり、その職種でどのような素養が必要なのか、などを整理すると良いでしょう。

そして「なぜソフトバンクを志望するのか」については、競合との比較をしていくことを推奨します。

通信業界においては、各社のサービス自体にはそこまでがないうように見えますが、掘り下げてみると、少しずつ見えてくるものがあります。

各社が、今どの事業に力を入れているのか、どのような企業文化を持っているのか、などの切り口から調べると良いでしょう。

しかし、そういった情報をどうやって仕入れるのかわからない方が多いと思います。

そういった方々に向けて、実際に僕が就活生時代に活用していた方法を中心に、皆さんにおすすめの情報収集手段について紹介した記事を書いています。

興味のある方はぜひ読んでみてください。

最後の「ソフトバンクでやりたいこと」ですが、これは先ほどのソフトバンクの志望理由と密接に絡んできます。

「ソフトバンクでなくともやれること」と面接官に映ってしまわないような、自分の経験などに基づいた理由を準備すると良いでしょう。

以上のように、志望理由を準備することにより、エントリーシートや面接では優位に働くでしょう。

エントリーシートでは、直接的に「業界の志望理由」や「ソフトバンクの志望理由」という題目で聞かれていなくとも、これらを知るための質問を問われます。

それぞれの質問が、志望理由のどの階層に対する質問なのかを読み解き、整理したものをぶつけていきましょう。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多いソフトバンクで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、ソフトバンクの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

ソフトバンクでは、「挑戦心」、「主体性」のある人材が求められています

先進的な技術の会社でもある通信業界の大手であるソフトバンクでは、常に事業や業務を改善していく姿勢があります。そこで求められるのは上記のよう素養です。

アルバイトや研究室、インターンなどで主体的に物事に取り組み、周りをまきこんだエピソードがあると尚良いでしょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

ソフトバンクの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は808万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和3年808万円
令和2年821万円
令和元年782万円
平成30年733万円

ソフトバンクの初任給

ソフトバンクの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給24万7000万円
大学院修士課程卒/月給26万8200円
大学院博士課程卒/月給27万8800円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、ソフトバンクの初任給はかなり高いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

ソフトバンクの評価

実際にソフトバンクで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

ソフトバンクは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、ソフトバンクの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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以下の記事で、JOBTVについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。