【リクルートの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年2月22日

リクルートホールディングス - Wikipedia

本記事では、リクルートの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや配属勤務地・部署についてもまとめており、リクルートから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

また、リクルートのようなベンチャー企業の採用資料・採用説明動画を見たい方・難易度が同じぐらいの企業を見つけたい方は、JOBTVを利用してみましょう。
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企業概要

今回は、日本国内有数のIT企業である「株式会社リクルート」(以降、リクルート)について解説していきます。

リクルートは、インターネット関連事業を複数展開する企業であり、リクルートホールディングスの参加にある代表的な企業です。

宿泊予約サービス「じゃらん」・アルバイト探しの「タウンワーク」、新卒向けナビサイト「リクナビ」など、複数の業種の企業を参加に持っており、日本で知らない人はいない企業とも言えます。

リクルートの基本情報は以下のようになっています。

社名株式会社リクルート
本社所在地 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1-9-2
グラントウキョウサウスタワー
設立 2012年 10月1日 株式会社リクルートホールディングス設立時の分社化により設立
2018年 4月1日 株式会社リクルートに商号変更
代表取締役社長 北村吉弘
事業内容  ・インターネット関連事業
・不動産事業
など
資本金 3億5千万円
従業員数15,807人(2021年4月1日現在 / アルバイト・パート含)

経営理念

私たちは、新しい価値の創造を通じ、社会からの期待に応え、

一人ひとりが輝く豊かな世界の実現を目指す。

引用:リクルートHP「経営理念

また企業のミッションとして「まだ、ここにない、出会い。より速く、シンプルに、もっと近くに。」というものを挙げております。

日本の採用市場を牽引し、その他人々の生活にかあわるプロダクトを連続的に産んできたリクルートだからこそ掲げられる理念・ミッションですね。

リクルートは個人と企業の間を結ぶ事業を展開し、お互いにとって最適化されたマッチングを実現しようとしているのです。

将来性

リクルートホールディングスの売り上げは現在2.269兆円と国内でも有数の大企業となっております。

関連企業でもリクルートは主要事業を持っており、リクルート自体の将来性が揺らぐことは直近ではないでしょう。

ただ日本だけに限った話、人口減少による採用市場の縮小については、人材業を柱としているリクルートにとっては転換点になりえます。

その際の変化に対応できる企業かどうかという点で、就活生の皆さんは評価するべきでしょう。

求めている人物像

より速く、シンプルに、もっと近くに。世の中の「不」を解消する。

引用:リクルート採用ページ(トップメッセージ)

「不」の解消という概念にリクルートのあり方が現れていますね。

「不都合」「不便」「不満」など、世の中にはたくさんの「不」が存在しています

それらを解消できるようなサービス・プロダクトを作っていけるような人材、課題感を持って動ける人材が求められていると言えるでしょう。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまでリクルートの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、リクルートの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

青山学院大学、大阪大学、関西大学、関西学院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、上智大学、中央大学、東京工業大学、東京大学、東北大学、同志社大学、名古屋大学、一橋大学、法政大学、北海道大学、明治大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学 など

参考:リクナビ2024

採用人数

また、男女別の採用人数は以下のとおりです。

年度男性女性
22年169人62名
21年93人28人
20年297人176人
19年331人185人
18年268人130人
参考:リクナビ2024

採用予定学科

法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用:リクナビ2024「リクルート:採用情報」

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

全国(海外含む)

参考:就職四季報2024年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

【総合職】
顧客接点、企画、コーポレートスタッフ 他

【技術職】
プロダクトグロース、デザイナー、データスペシャリスト、エンジニア 他

引用: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかしリクルートは学歴偏重な採用はせず、学生自身の経験についてかなり重視するので、学歴フィルターはないと言えます。

上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

〇 昨年度の採用人数(見込):301名

〇プレエントリー候補リスト登録人数:13,512名

引用:リクナビ2024「リクルート:採用情報」

リクルートの採用倍率は約43倍と算出できます。

これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

うまく使うことで志望企業への内定が近づくサービス


ジョブ兄が最もおすすめする就活エージェントです。上手く使用することで、就活を成功させることができます。大手やホワイト企業の紹介もあるので、登録しておくべきサービスです。

JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

リクルートの新卒採用の選考フロー

プレエントリー
 ↓

エントリーシート・適性検査
 ↓

説明会
 ↓

面接(対面またはオンライン)
 ↓

内々定

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

ガクチカや自己PRを重視する企業なので、エントリーシート→面接の一貫性を保てるようにしましょう。

また、「面接対策をしたい!」「ESのクオリティをあげたい!」という方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

就活コンサルタントによるES添削や模擬面接などのサービスをすべて無料で受けることができます。

また、「大手企業からの逆オファー」「1週間での早期内定」など様々なメリットもあります。

以下の記事では、おすすめの就活エージェントについて、特徴とおすすめ点をまとめています。

こちらの記事を参考にして自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまでリクルートの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章ではリクルートから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

周りを巻き込んだ経験をPRしよう

リクルートでは事業に関わる上での、自走力やリーダーシップ・泥臭さなどが評価されます。

入社してからの評価も一定プロセス評価であり、周囲を巻き込んで一つの目標に向かえるかどうかをかなり重要視しています。

つまり「周りを巻き込んで結果を出した経験」を強く押し出すことで、入社後も活躍できる人材だということをアピールできます。

同じガクチカを伝えるのであっても、周囲の人間とどう協働したのかについての観点を整理しておきましょう。

自らの行動エンジンを明らかにする

リクルートは、さまざまなプロダクトを世の中に出していくにあたって、「自ら考え、実行し、周りを巻き込んだ経験」を重要視します。

そのため、自らの行動のモチベーションはどのようなものであって、それがリクルートでは活かされるということが述べられるように準備しておきましょう。

ただ優秀なだけではなく、自らの行動や自立性を客観視できるような視野の広さを持ちましょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

リクルートでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なリクルートなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、具体的に「どの事業に関わりたいか?」を聞かれる場合もあります。

いくつか興味のあるプロダクトを用意しておき、そのサービスにおける課題感や、自分だったらどうグロースさせるかの意見などを用意しておくと建設的なディスカッションと面接ができるでしょう。

このような明確な志望動機や、具体的な事業への理解を深めるには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜリクルートを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分がリクルートで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

その他の気になる情報

リクルートの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は936万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和2年951万円
令和元年965万円
平成30年962万円

リクルートの初任給

リクルートの初任給は以下の通りです。

月給30.3万円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、リクルートの初任給は平均よりも良いといえます。

初任給と平均年収から、入社後数年での給与の伸びが大きいことがうかがえます。

リクルートの評価

実際にリクルートで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

社員さんのクチコミによる企業の評価を知りたいならOpenworkがおすすめです。

待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

リクルートは、福利厚生も充実しており、高収入であること、また風通しの良さから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、リクルートの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。