【三井住友カードの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年2月8日

三井住友カード

本記事では、三井住友カードの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、三井住友カードから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、日本におけるクレジットカード事業のパイオニアである「三井住友カード株式会社(以下 三井住友カード)」について解説していきます。

三井住友カードはクレジット事業のパイオニアとして、インフラの構築からコンサルティングまで幅広い領域で活躍しています。

例えば、店舗やインターネットでのキャッシュレス決済を可能にするインフラの整備であったり、キャッシュレス決済を通じて集めたデータをもとに商品・サービスの企画を行っています。

政府がキャッシュレス化を推奨している影響もあり、日本におけるキャッシュレス化が日々進んでいることから、今後も重要な役割を担う企業と言えます。

また、勤務地が東京か大阪であるにも関わらず、年収は10年目で1000万円を超えると言われています。

メガバンクほど知名度が高い企業ではないので、倍率もそこまで高くなく隠れた優良企業と言えますね。

そんな三井住友カードの基本情報は以下のようになっています。

商号三井住友カード株式会社
本社所在地東京本社:東京都江東区豊洲二丁目2番31号 SMBC豊洲ビル
大阪本社:大阪市中央区今橋4-5-15
設立 1967年12月26日
代表取締役社長大西 幸彦
資本金340億3千円(2021年3月末日現在)
従業員数2,601名(2021年3月末日現在)

経営理念

・お客さまに、より一層価値あるサービスを提供し、お客さまと共に発展する
・事業の発展を通じて、株主価値の永続的な増大を図る
・勤勉で意欲的な社員が、思う存分にその能力を発揮できる職場を作る
・社会課題の解決を通じ。持続可能な社会の実現に貢献する

引用:経営理念|三井住友カード

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

お客さま第一の精神のもと、社員全員が高いプロ意識を持って、挑戦を続けることで、三井住友カードにしかできない価値を創造し、あらゆるシーンにおいてお客さまの決済を支え、社会に貢献するということです。

将来性

世界各国ではキャッシュレス決済が浸透している一方で日本は、キャッシュレス後進国と言われています。

実際にキャッシュレス決済比率を見てみても、先進各国は40~60%台が大半を占めるのに対し、日本は約20%とかなり低いことが分かります。

みなさんの周りにも、「キャッシュレスではお金を使っている感覚がなくて怖い」「現金の方が安心」と言っている方も多くいるため何となく実感できている方も多いかと思います。

そんな現状を変えるため、政府もキャッシュレス推進を国策と打ち出し、さまざまな企業がキャッシュレス決済事業に参入し、キャッシュレス業界は激動の時代を迎えていると言われています。

そんな時代の中、日本におけるキャッシュレス事業のパイオニアである三井住友カードはキャッシュレス化を牽引するためにさまざまな施策を打ち出しています。

そのポイントとなるのが、消費者・事業者それぞれにとっての付加価値を提供するということです。

事業者への付加価値提供としては、データ分析支援サービス「Custella」が挙げられます。

三井住友カードが保有するキャッシュレスデータを活用して、顧客の属性や購買行動を「見える化」できるようにするサービスです。

このデータにより顧客行動を分析・予測することができ、効果的なマーケティングに貢献することを可能としました。

このように、パイオニアである三井住友カードにしかない膨大なデータを活かして、今後も日本全体のキャッシュレス化を牽引していくことが予想されます。

またキャッシュレス後進国である日本だからこそ、まだまだ成長の余地があると考えられます。

求めている人物像

SMBCグループにおける「決済のプロフェッショナル集団」を目指す当社では、現実的な視点を持ちつつ未来を切り開いていく人材を求めています。
競合相手やパートナー企業も国内外の多種多様な企業に広がっており、これまで以上に人材面での多様性も必要になるでしょう。

決済は日々の生活に大きく関わるインフラですが、そのような社会基盤が変革期を迎えるというようなことはそうそうありません。成長のフロンティアが広がる世界で、チャレンジ精神旺盛な方をお待ちしています。

引用:社長メッセージ/三井住友カード

激動の時代を迎えたキャッシュレス業界を牽引していく役割を担っていく三井住友カードでは多様な価値観を持つひと達と力を合わせて、課題解決のために自ら考え挑戦しつづける』人材が求められているようです。

課題解決のために自らしっかり考え、周囲の人々と協力しながら挑戦をしてきた経験が活きてきそうです。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまで三井住友カードの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、三井住友カードの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。

【文系】
(院)青学大、京大、東京学芸大
(大)早大、関西学大、青学大、同大、慶大、神戸大、立命館大、関大、明大、上智大、都立大、日大、一橋大、学習院大、阪大、法政大、立教大、甲南大、新潟大、成蹊大、千葉大、津田塾大、南山大、日女大、名古屋市大、龍谷大、和歌山大、テネシーウェスリアン大
【理系】
(院)大阪公大、東大、京大、筑波大、岡山大、芝工大
(大)慶大、筑波大、日女大、山形大

参考:就職四季報2024年版

採用人数

また、男女別・文理別・職種別の採用人数は以下のとおりです。

23卒については、採用人数がまだ未確定ですが65人の採用を予定しております。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年40名36名2名0名
21年42名33名5名1名
22年38名35名6名1名
23年-名-名-名-名
参考:就職四季報2024年版

年度文系理系
20年65名13名
21年70名11名
22年66名14名
23年-名-名
参考:就職四季報2024年版

配属勤務地

22年4月入社者の配属先は以下のようになっております。

東京55、大阪、21、神奈川2、愛知2

引用: 就職四季報2024年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。

マーケティング、営業推進、コンシューマーファイナンスオペレーションサービス、システム、アクワイアリング、営業戦略

引用: 就職四季報2024年版

採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

〇 2022年度の採用人数:80名

〇プレエントリー候補リスト登録人数:4,439名

引用:リクナビ2022「三井住友カード株式会社:採用情報」

三井住友カードの採用倍率は約55倍と算出できます。

これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

三井住友カードの新卒採用の選考フロー

エントリシート・適性検査
 ↓
個人型ワーク
 ↓
面接(通常3回・インターンシップ参加者は2回)
 ↓
内々定

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

WEBテストの形式は玉手箱で、内容は言語・計数・性格です。
玉手箱は、様々な企業で採用されているテスト形式のためしっかりと対策をしておくと良いでしょう。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

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内定獲得のための必須対策

ここまで三井住友カードの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、三井住友カードから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

三井住友カードでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜキャッシュレス業界なのか」「なぜ三井住友カードなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。
「なぜ三井住友カードを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が三井住友カードで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

基本的な面接対策を行う

三井住友カードの面接では、志望動機や自己PR、長所や短所といった基本的な質問を聞かれることが多いです。

また、学生時代に力を入れたことは、深堀りされることもあるため、何に取り組んだかだけではなく、その時どのように考えていたのか、今後どうしていきたいと思っていたのかなど、具体的な回答内容を考えておきましょう。

入社後に関する質問では、三井住友カードで実現したいことも聞かれやすいため、就職してからのビジョンは明確に考えておきましょう。

このような質問に答えるためには、自分自身のことをしっかり理解し、ズレのない一貫した価値観を把握する必要があります。

面接の対策だけではなく、魅力的なESを書くうえでも自己分析は必要になってくるものなので、しっかり行いましょう。

また、基本的な質問が多いため面接に必要なマナーや、話し方など面接の基本対策もしっかりと身につけておくといいと思います。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多い三井住友カードで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、三井住友カードの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

三井住友カードでは、『 多様な価値観を持つひと達と力を合わせて、課題解決のために自ら考え挑戦しつづける』人材が求められています。

課題解決のために自らしっかり考え、周囲の人々と協力しながら挑戦をしてきた経験が活きてきそうです。

また、課題解決が自分がいる間だけのものでなく、その後も継続できるような仕組みを作っていると更にアピールになるでしょう。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

三井住友カードの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

三井住友カードは、三井住友フィナンシャルグループの完全子会社のため、給与に関する情報は公開されていません。

そのため確かなデータはありませんが、三井住友カードで働く社員さんにお伺いしたところ、平均年収は700万円ほどとのことです。

基本的な給与モデルとしては、4年目・7年目・10年目で大幅に給与が上がり、7年目で850万円10年目で1000万円に到達するそうです。

三井住友カードの初任給

三井住友カードの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給22万円
大学院修士課程卒/ 月給23万2500円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、三井住友カードの初任給は平均よりも低いといえます。

10年目で、年収が1000万円に到達することからも、入社してからの伸び率が高いといえますね。

三井住友カードの評価

実際に三井住友カードで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

三井住友カードは、メガバンクの給与体系であるにもかかわらず転勤がないこと、福利厚生も充実しており、有給が採りやすいことから働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、三井住友カードの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。