【大阪ガスの就職難易度は?】企業研究からES・面接対策まで徹底解説!!

2022年1月2日

大阪ガスの企業ロゴ

本記事では、大阪ガスの経営理念や、将来性、求める人材についてまとめることで、皆さんの企業研究をサポートします。

また、採用フローや採用大学、配属勤務地・部署についてもまとめており、大阪ガスから内定を獲得するためにすべき対策についても紹介しております。

就活生ならだれもが気になる、企業の平均年収や初任給、口コミについてもまとめてあるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

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企業概要

今回は、エネルギー業界大手である「大阪ガス株式会社(以下 大阪ガス)」について解説していきます。

大阪ガス企業概要

大阪ガスは、関西圏を中心に、主力のガス事業に加え、電力事業、LPガス事業、住宅関連事業をあわせたマルチエネルギー事業を展開しております。

近年では海外展開にも力を入れており、2030年度には海外事業と国内事業の比率を1:2の割合まで高め、連結経常利益を3倍にすることを目標に掲げております。
 

そんな大阪ガスの基本情報は以下のようになっています。

社名大阪ガス株式会社
本社所在地 大阪市中央区平野町四丁目1番2号
設立 1897年4月10日
代表取締役社長 藤原 正隆
事業内容  ■国内エネルギー・ガス
都市ガスの製造・供給および販売、ガス機器販売、ガス配管工事、LNG販売、LPG販売、産業ガス販売

■国内エネルギー・電力
発電および電気の販売

■海外エネルギー
天然ガスおよび石油等に関する開発・投資、エネルギー供給、LNG輸送

■ライフ&ビジネス ソリューション
不動産の開発および賃貸、情報処理サービス、ファイン材料および炭素材製品の販売
資本金 1,321億6,666万円
従業員数3,203名

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経営理念

暮らしとビジネスの”さらなる進化”のお役に立つ企業グループ

引用:グループ企業理念 | Daigasグループ

上記の企業理念は、次のようなことを伝えています。

大阪ガスは、人々の快適で安心な暮らしや、社会・経済を支えるだけでなく、事業活動を通じてより快適で便利で安心した生活や、社会・経済の持続的な発展に貢献していくということです。

将来性

大阪ガスは、コロナウィルスや気候変動に伴う大規模自然災害の発生など、社会の持続可能性にかかわる環境変化がより深刻な問題となっている現代に対応し、持続的な成長をしていくための「長期経営ビジョン2030」を発表しています。

いかなる状況においても「エネルギーの安定供給を通じて、暮らしと社会を支える」取り組みに加えて、低・脱炭素社会の実現や新しいライフスタイルへの対応に加え、国内・海外の社会課題の解決に挑戦し、新たな社会・経済的価値を創り出していくことを宣言しております。

具体的な施策としては、新時代のエネルギーマーケターとしての展開』『海外エネルギー事業展開の加速』『LBS事業の拡大と新領域の開発の3つが挙げられます。

『新時代のエネルギーマーケターとしての展開』は、エネルギー周辺サービスの拡充や関西圏からの拡大展開などを通じて、今までのガス事業の更なる拡大と、ガス事業と電力、LPG、住宅関連事業の掛け合わせによる新たな価値の創造により、「お客さまの期待」「事業の枠」「企業の枠」を超えることで、持続的成長を図るということです。

『海外エネルギー事業展開の加速』の取り組みとしては、重点活動拠点の北米、アジア、オセアニアを中心に国内で培ったノウハウやこれまでに構築した海外事業基盤を最大限に活かした、上流から中下流までの事業拡大があります。

例えば、今後も天然ガス需要の伸びが期待される東南アジアでは、シンガポール・タイ・インドネシア・ベトナムに現地法人を設立し天然ガス販売やエネルギーサービス事業を行うなど特に力を入れて事業活動を行ってます。

LBS事業の拡大と新領域の開発 』とは、エネルギー事業で培った技術や事業ノウハウを活かし、エネルギー事業と異なる事業を展開することで、事業リスクの分散に取り組むということです。

LBS事業(ライフ&ビジネスソリューション)の一つとして、都市開発事業が挙げられます。

分譲・賃貸マンション、オフィスビルなどの物件開発、建物・施設の運営管理など不動産事業を幅広く展開しております。

求めている人物像

挑戦を続けることで、『お客様の期待を超えてゆく』『事業の枠を超えてゆく』『企業の枠を超えてゆく』『昨日までの自分を超えてゆこう』

引用:大阪ガス 『採用コンセプトムービー』 :新卒採用情報

新たなライフスタイルへの対応・新たな価値創造に取り組んでいる大阪ガスでは、『想いを持って挑戦を続け、自ら考え様々な人々を巻き込んで新たな価値創造に取り組める』人材が求められているようです。

自らしっかり考え、周囲の人々を巻き込みながら挑戦をしてきた経験が活きてきそうです。

就職難易度(採用・選考状況)

ここまで大阪ガスの経営理念や将来性、求める人物像を共有しました。

続いて本章では、大阪ガスの採用大学や採用人数などの採用情報と選考フローについて解説します。

採用大学

23年卒4月入社の現時点での採用実績校は以下のようになっております。
(大学の横の数字は採用人数)

【文系】
(院)同大2 神戸大1 大阪大7 京大5 関大 同大 各2 東大 慶大 早大 上智大 名大 関西学大 下関市大

【理系】
(院)京大 阪大7 神戸大 6名大 大阪公大 各3 近大2 北大 鳥取大 同大 各1 (大) 大阪工大3 近大 京大 各2 京大 神戸大 同大 立命館大 大阪公大 大阪教大 徳島大 UBC各1 (高専)新居浜5 香川 大阪公大各4 奈良 福井 和歌山 各3 字部近大呉 松江 神戸 舞鶴 米子各2 阿 南旭川 佐世保津山 富山 豐田 明石各1

参考:就職四季報2024年版

採用人数

男女別・文理別の採用人数は以下のとおりです。

年度大卒(男)大卒(女)修士(男)修士(女)
20年38名12名26名5名
21年28名11名32名8名
22年35名12名27名6名
23年25名13名25名11名
参考:就職四季報2024年版

年度文系理系
20年度38名43名
21年度30名49名
22年度33名47名
23年度26名38名
参考:就職四季報2024年版

採用予定学科

法学・政策系、経済・経営・商学系、社会・環境情報系、外国語・国際文化系、人文系、教育系、生活科学系、宗教・神学系、医療・保健系、芸術・音楽系、体育・スポーツ系、その他文系、機械系、数学系、電気・電子系、情報工学系、物理・応用物理系、建築・土木系、生物・生命科学系、化学・物質工学系、資源・地球環境系、農業・農学系、水産系、畜産・酪農系、薬学系(4年制)、薬学系(6年制)、商船系、医学・歯学系、獣医系、衛生医療・介護系、その他理系

引用:リクナビ2023「大阪ガス株式会社:採用情報」

多種多様な学科から採用する予定があることから、どの学科の就活生でも内定を獲得チャンスがあると言えます。

配属勤務地

22年4月入社者の配属勤務先は以下のようになっております。

【総合職】
大阪、兵庫、奈良、京都 他

【技術職】
大阪、兵庫、奈良、京都 他

参考:就職四季報2024年版

配属部署

22年4月入社者の配属部署は以下のようになっております。
(部署名の横の数字は人数)

【総合職】
営業14、資源海外2、供給5、製造発電2、法務2、DX企画2

【技術職】
製造発電8、営業6、供給5、研究開発6、DX企画3

参考: 就職四季報2024年版

「大阪」ガスという名称から関西圏の大学からの採用ばかりと想像していた方も多いと思いますが、他地域の大学からもしっかりと採用があることが分かります。

採用HPでも、関西の学生だからといって優遇するわけではないと明言しております。

一方で採用大学を見る限り、ある程度偏差値の高い大学に通っていないと内定を獲得するのは容易ではないと言えます。

しかし、上記大学に通っていなくても、内定を獲得するチャンスはあり、そのためには自己分析をしっかりと行い、ライバルとの差別化を十分に図る必要があります。

自己分析は、ES・面接対策でも必須のものです。

当サイトでも、「自己分析とはそもそも何なのか」「自己分析の目的」「自己分析のやり方」まで解説し、この記事一つ読めば自己分析を完璧にできるものを書いています。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

採用倍率

〇 2022年度の採用人数:100名

〇プレエントリー候補リスト登録人数:9,523名

引用:リクナビ2024「大阪ガス株式会社:採用情報」

大阪ガスの採用倍率は約90倍と算出できます。

これはリクナビのプレエントリー人数だけのデータで算出した数字なので、実際の倍率とは異なりますのでご参考程度にお考え下さい。

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JobSpringを上手に使用する方法を解説しているので是非ご一読ください。

大阪ガスの新卒採用の選考フロー

エントリシート
 ↓
1次面接
 ↓
2次面接
 ↓
最終面接
 ↓
内々定

選考フロー自体は一般的なものなので、追加で対策が必要になる項目は特にありません。

また、面接の対策やESなどのクオリティを上げていきたいという方には、就活エージェントの利用がおすすめです。

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以下の記事では、各サービスの特徴とおすすめ点をまとめてありますので、こちらから自分に合ったサービスに登録してみましょう。

内定獲得のための必須対策

ここまで大阪ガスの採用大学や採用人数などの採用情報と、選考フローについて共有いたしました。

続いて本章では、大阪ガスから内定を得るためにすべき3つの対策事項を紹介します。

大阪ガスでなければダメだという明確な志望理由を示そう

他企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくてもいいのでは?」と思われる可能性が高いです。

そのため選考では、確固たる入社意思を伝えるための明確な志望理由が必要となります。

志望理由を考える際は「なぜエネルギー業界なのか」「なぜ大阪ガスなのか」「興味のある部門はどこか」「キャリアビジョンは」という観点から、自らの経験と併せて志望理由を明確にしておくといいでしょう。

また、このような志望動機を作成するには、実際に働いている社員から話を聞けるOB訪問がおすすめです。

OB訪問では、先輩社員からざっくばらんに話が聞けます。

「なぜ大阪ガスを選んだのか」「仕事の内容」「やりがい」「キャリアビジョン」などを聞くことで、実際に自分が大阪ガスで働くイメージを持つことができ、魅力的な志望動機を描くことができるでしょう。

しかし、OB訪問はどのようにすればいいか分からない方がほとんどだと思います。

「OB訪問の申し込み方法」「当日の流れ」「おすすめの質問例」「OB訪問後のお礼メール」まで解説している記事があるので、少しでも内定獲得の可能性を増やしたいという方はぜひ読んでみてくださいね。

大阪ガスでのキャリアパスについて考える

大阪ガスの面接では、大阪ガスで取り組みたい仕事を具体的に話すことが要求されます。

実際に、ほぼ全ての選考段階で、入社後どういった仕事をしていきたいかを問われるそうです。

このような質問は、職種をしっかり理解しているか、大阪ガスの仕事を理解しているかを問うことで、志望度を図る目的があります。

前述した、OB訪問を活用して、実際に働いている社員の方々のキャリアパスを聞くことで、取り組みたい仕事を具体化していくことの重要度は高いといえます。

また社員の方々に会った際には、部署、業務、年次ごとに取り組む仕事などの情報を収集し、大阪ガスでの入社後10年のキャリアを明確に語れるようにしましょう。

求められる人材とマッチするエントリーシートを書く

人気企業で、受ける人の多い大阪ガスで内定を獲得するには、ライバルと差別化することが大切になってきます。

ライバルと差別化を図ることができる最初の機会がエントリーシートです。

自己分析を行い自分の強みを明確にし、大阪ガスの求める人材とマッチするようにエントリーシートを書きましょう。

大阪ガスでは、『想いを持って挑戦を続け、自ら考え様々な人々を巻き込んで新たな価値創造に取り組める』人材が求められています。

自らしっかり考え、周囲の人々を巻き込みながら挑戦をしてきた経験が活きてきそうです。

また、その解決の際に今まで誰もしてこなかった新たな取り組みをしていると、さらにアピールできるかもしれません。

就活ジョブジョブでは面接まで視野に入れた、内定にグッと近づけるガクチカ作成について解説している記事も書いています。

簡単4ステップで、面接対策にもなるガクチカの作成ができるようになるのでぜひ読んでみてください。

その他の気になる情報

大阪ガスの年収

就職活動では、高収入を志望動機にするのはタブーですが、実際は気になりますよね。

有価証券報告書の調べによると、令和2年の平均年収は654万円となります。

過去3年の平均年収は以下のようになります。

令和2年654万円
令和元年654万円
平成30年667万円

大阪ガスの初任給

大阪ガスの初任給は以下の通りです。

4年制大学卒/ 月給20万3000円
大学院修士課程卒/ 月給22万9000円

厚生労働省の調査によるとによると、令和2年度の新規学卒者の給与額は大学卒で22万6000円、大学院卒で25万5600円なので、大阪ガスの初任給は平均より低めといえます。

大阪ガスの評価

実際に大阪ガスで働いている社員さんの評価も気になるところだと思います。

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待遇や、働きがい、人材育成などについて、社員のリアルなクチコミから知ることができます。

大阪ガスは、福利厚生も充実しており、ワークライフバランスがとりやすく、コンプライアンス意識も高いことから、働きやすい環境が整っていると言えます。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

今回は、大阪ガスの経営理念や将来性などの企業概要と、さらに採用フローや採用倍率などの採用情報についてまとめました。

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本記事の内容が、少しでも皆さんの就職活動をより良いものにできたら幸いです。

皆さんの就職活動を応援しております。